インタビュー
意識的プロセスとしてのアイデンティティ (英語)
(英語) プロジェクトをやったとしてもやらなかったとしても、私自身のアイデンティティは変化していると思います。アイデンティティは意識的に継続するプロセスです。私達は、自分で意識的そして時には無意識に何をしたいかにより、または誰と付き合うかなどにより常に自分が何であるかを再定義していくのです。私自身もライフガードの友人と話す時やごく親しい人間と一緒にいる時、日本に住んでいる時には違う話し方で話しますし、ハワイに住んでいる時はピジン(英語)にすぐ切り替えますしね。私達のアイデンティティが流されていく何かがあるのです。
例えば、これは大学で(生徒達に説明するとき)使うものですが、誰かが電話で話をしているのを聞いているとして・・・そうですね、あなたのルームメートが電話で話しているとしましょうか、その男性は母親と話していて「うんわかった、うんわかった、うん、じゃそろそろ行かなきゃ」と言って電話を切ります。次に上司と話しこう言います「いや大丈夫ですよ。ははは、そうですね。そうですね。わかりました。失礼します」そして次にバーで会った女性に電話をし「ヘイ・ベイビー元気?」となるわけです。私達にはこうした振る舞いがあるのです。ですからアイデンティティはプロセスであり、我々(のアイデンティティ)は常に変化していると思うのです。
日付: 2006年5月3日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジム・バウワー
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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