ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/1648/

共感する米国的な価値観(英語)

(英語)自分の情熱に従ってキャリア選択をする、という考え方ですね。多くの親たちがそうであるように、私の両親も私が医者か弁護士になることを望みました。私が教師になりたいと言うと、二人は「どうして?なぜ?」という感じでしたが、私がそのために精一杯努力し、教員として生活ができるようになると・・・というか、私は今でも自分は教師だと考えていますが、両親は次第に尊重してくれるようになり、誇りに思ってくれました。自分の情熱に従い、自分で道を切り開いたという点で、私は自分がとてもアメリカ的だと思っています。これは大きいですね。

今ちょうど言おうとしたのですが、私は間違いなく率直な人間です。私の両親の好みからすると率直過ぎるかもしれませんが、両親が私をそう育てたと思っています。自分の意見を持ち、それを人と共有するよう育てられました。でも同時に、自分の意見に賛成してもらえなくても他の人の意見に敬意を払うよう教わりました。率直な性格は私の祖父母でさえ驚いてしまうような、とてもアメリカ的な一面だと思います。「この孫娘はずいぶんはっきりとものを言うね」という感じでしょうが、その土台には健全さや人との良い関係性があると思っています。だから自分のこういう性格は気に入っています。


美学 子育て アイデンティティ 形而上学 職業 心理学 認識論 アメリカ合衆国 価値

日付: 2018年8月30日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: シャーロン・ヤマト

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

(日本語)カリフォルニア州ガーデナ育ち。両親は、ペルーの日系および沖縄系コミュニティで育ち、後に米国へ移住したリマ出身の移民。こうした多様な背景を持つヤマシロさんは、これまでさまざまな文化的伝統が混ざり合う環境に触れてきた。北米沖縄県人会に所属し、沖縄とペルーを訪れた経験がある。教員免許を取得したが、ガーデナバレー日系文化センター(GVJCI)での活動機会を得て、非営利の仕事に転向し、GVJCIおよび北米沖縄県人会でボランティア活動をしている。(2018年8月)

モニカ・小木曽

日本文化の継承-日本語学校(スペイン語)

(1969年生) アルゼンチン日系センターの前会長

ピーター・ミズキ

目立ちたくない外国人(英語)

在日三世・剣道家

フランク・ヤマサキ

人類全体への思いやり(英語)

ワシントン州出身の二世。戦時中徴兵拒否。(1923年生)

モニカ・小木曽

アイデンティティ・クライシス(スペイン語)

(1969年生) アルゼンチン日系センターの前会長

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

家族以外の人前で歌うことはなかった演歌(英語)

演歌歌手(1981年生)

藤間勘須磨

日本舞踊を通して感じる日本人・アメリカ人の両アイデンティティ(英語)

日本舞踊・歌舞伎役者 (1918-2023)

アイコ・ヨシナガ・ハージック

アメリカ人になろうとした結果(英語)

研究者、活動家(1924-2018年)

ケニー・エンドウ

ネイティブアメリカンの居留地でのインターンシップ(英語)

和太鼓奏者・アーティスト。太鼓センター・オブ・ザ・パシフィック(Taiko Center of the Pacific)の芸術監督。(1952年生)

ビンス・オオタ

東海岸とロサンゼルスの違い(英語)

在日日系アメリカ人デザイナー

田中誠一

アメリカの太鼓と日本の太鼓の違い(英語)

新一世。北米和太鼓の第一人者。1968年にサンフランシスコ太鼓道場を設立。(1943年生)

フランク・ソギ

MISで出会った本土からの日系人(英語)

弁護士、MIS退役軍人、フランシス&サラ・ソギ財団創設者 (1923-2011年)

エンセン・井上

日本社会への突然の受け入れ(英語)

日本在住のハワイ生まれの格闘家(1967年生)