ディスカバー・ニッケイ

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第3回(前編) ターミナル・アイランド
ある土曜日の午後、私はサンペドロ方面に車を走らせていた。ハーバー・フリーウェイの終点の少し手前の分岐点で、緑色のヴィンセントトマス橋の方へと進む。昨年の夏に有名な映画監督が飛び降り自殺をしたこの橋は…

福田 恵子 • 2013年6月7日


古いフィルム(2) ドウラードス植民地事業
この古いフィルムには、前回記載したシーン以外に、私の一家と深い関わりのある映像が含まれている。それは父が一生を賭けたドウラードス植民地事業に関してである。今でも私の手元にこの古い映像が残っていること…

宮村 秀光 • 2013年6月5日


第2回 「米生まれ、沖縄生まれの枠を越え、若者のネットワーク作りに尽力」 山内浩さん
2013年7月に開催予定の「世界若者ウチナーンチュ大会」のアメリカ側準備局のキーマンの一人、山内浩さんはロサンゼルス生まれの二世。インタビューの約束を取り付けようと何度か連絡を試みたが、タックスシー…

福田 恵子 • 2013年5月29日


第十一話(前編) クレイトは、もうサンバは踊らない
風がびゅーびゅー吹き荒れていた夜、クレイトは1時間前に出たダンススクールに戻った。そこのオーナーの明石トムは、ちょうどその頃、パープル色のドレスの女性に誘われ、横丁の「ルナ」で楽しそうに飲んでいた。…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2013年5月23日



第2回 ベニス
かつてはロサンゼルス日系社会の中心であったにもかかわらず、ワッツ暴動の後に潮が引くように日系人の人口が激減してしまった西南地区。続いて訪れたベニスは、この西南地区とはかなり様相が異なる。なぜなら、現…

福田 恵子 • 2013年5月14日



古いフィルム(1) 歴史的政治転換期
あるきっかけから61年前の古いフィルムが私の手元に届いた。父が亡くなる前に古物を預けていた友人から、父が他界して数年後、私に届けられたものであった。 思いもしなかった映像に目を見張った。歯の技工士…

宮村 秀光 • 2013年5月7日



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