ディスカバー・ニッケイ

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第六話(後編) マユミは此処!FELIZ NATAL!
第六話(前編)を読む>> 何と言ってもナタール(クリスマス)はデカセギにとって特別な祝日だ。無関心な人は誰もいない。みな、その日が来るのを心待ちにしている。家族や友人と集り、その時だけは多忙な生…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2012年12月24日


第六話(前編) 「Mayumi」は今、何処?
早朝、大きなバスケットを両手でかかえた若い女性が街を歩いていた。 公園のベンチに座り、ひと休みする。空を見上げると、濃い灰色の雲がどんどん横に流れ、自分も一緒にどこかへ連れて行かれるような気がした。…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2012年11月21日



第五話(後編) クレイト 血と汗&サンバの物語
前編を読む>> ふたたび転々と職を変えた。そのため、ブラジルの家族の存在はどんどん薄らいでいった。2歳になった娘の写真も見たことがなかった。そして、気がつくと、サンバのインストラクターになってい…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2012年10月30日


第五話(前編) クレイト 血と汗&サンバの物語
子どもの頃、クレイトはごく普通に暮らしていた。原っぱでサッカーをしたり、先生に叱られたり、近くの山に登って怪我をしたり、木登りをし手足の骨を折ったり、ゼーさんの庭のマンゴを盗み、逃げる途中、足をくじ…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2012年10月23日



第四話 サウダーデ
ある日、キミコは息子の引越しを手伝っていたとき、思いがけない物を見つけた。引き出しの底にビスケットの缶があった。子どもの頃、たまにしか食べられなかった「Biscoitos Duchen」だった。とて…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2012年9月26日




第二話 キミコ、24年後
そうですね、あれは1988年4月のことでした。私は27人の女性だけの団体の一人として、日本にデカセギに行くことになっていました。初めての女性だけの団体だったのでとても話題になりました。新聞記者やテレ…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2012年7月26日


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