Discover Nikkei

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Yumiko Hashimoto


Born in Kobe city of the Hyogo prefecture, she has lived in Los Angeles since 1997. Works as an editor for a Nikkei Community paper, and also writes articles based on local happenings. When she was in Japan, she had never even heard of the word “Nikkei-jin,” let alone the existence of internment camps during World War II. She is participating in the Discover Nikkei site in hopes that the readers can “keep the existence of Nikkei people close to their hearts and minds.”

Updated October 2008


Stories from This Author

When Japanese people gain American citizenship - Part 1

Oct. 31, 2008 • Yumiko Hashimoto

A good friend of mine just got her American citizenship. It was a bit surprising that she didn’t have it already, considering how long she’s already been a part of American society; but when I asked, ”Why now?” she explained, “I wanted to make sure I can vote [this year].” As a person who is very conscious of what’s going on in society, she has been dead set on having her voice heard through her vote in the upcoming presidential …

アメリカで日本食レストランを身近にした男 -ロッキー青木-

Aug. 21, 2008 • Yumiko Hashimoto

アメリカ人に知っている日本食レストランを挙げてもらうなら、「ベニハナ」と言う人も多いだろう。鉄板焼きレストラン「ベニハナ」は、都市部に住むアメリカ人の多くになじみのあるレストランだ。 このレストランの創業者は、言わずと知れたロッキー青木氏。慶應義塾大学在学中にレスリングの日本代表とし てアメリカ遠征後、NYで屋台のアイスクリーム販売で成功したのをきっかけに、東京・日本橋で洋食店「紅花」を開いていた両親を説得、1964年にマン ハッタンで始めたのが、鉄板焼きレストラン「ベニハ…

27年ぶりの大相撲ロサンゼルス巡業、興奮をありがとう

June 12, 2008 • Yumiko Hashimoto

6月7&8日、ロサンゼルスのスポーツ・アリーナにて、27年ぶりに大相撲ロサンゼルス巡業が開催された。二日間で、合計2万人の観衆が日本の国技を観戦。生で見る力士たちのぶつかり合いに大きな歓声を送った。 「ワカノーサトー、ラ〜ラ〜ラ」白人女性二人組のジングルのような若の里への声援と手拍子に、会場がつられて手拍子で応える。「朝青龍〜」「白 鵬〜」こちらは、あちこちで国旗を上げる、モンゴル大応援団の声援だ。「千代大海!」「魁皇!」歯切れのよい掛け声は日本人のものだが、残念なことに日…

日系コミュニティとジョージ・タケイ氏

June 5, 2008 • Yumiko Hashimoto

前回のコラムで クリスティ・ヤマグチがセレブリティ社交ダンス番組「Dancing with the Stars」で大健闘していることをお伝えしたが、5月27日の最終回で見事優勝。「男性に比べ目立つことが難しい」(審査員キャリーアン・イナバ談)と 言われるダンスにおいて、第1シーズン以来、実に6年ぶりの女性優勝となった。 クリスティやキャリーアンのように、こちらのテレビでも日系人セレブの姿をしばしば見かける(中国・韓国系はもっと多い)。その筆頭格には全米日系 人博物館の前理事長でもある、日系2世のアクター、ジョージ・タケイ氏が上がるだろう。「スタートレック」のスルー(日本ではカトー)役で全米に知られる ようになったのが、1960年代の後半。他にも「ハワイアン・アイ」「トワイライトゾーン」「スパイ大作戦」など日本でも放送されたテレビドラマに数多く ゲスト出演。最近では「ウィル&グレイス」や「HEROES」に特別ゲスト/準レギュラーで登場、アメリカだけでなく、日本にも再びその存在感を知らしめ ている。 余談になるが、5月にカリフォルニア州最高裁で同性婚が容認、タケイ氏も長年のパートナー、ブレット・アルトマン氏との婚約を発表した。人気女性 トークショーホストのエレン・デジェネレスも同時にパートナーの女性と婚約したのだが、タケイ氏とエレンは、この同性婚の“アイコン”的存在として全米で 注目を浴びている。 話が前後するが、そのタケイ氏が4月にバラエティ番組「Secret Talents of the Stars」(CBS)に主役級の扱いで出演した。タケイ氏はカントリー歌手に一日入門、芝居のように易々とはいかなかったが、ステージで習ったばかりの カントリーソングを披露していた。この番組で驚いたのは、タケイ氏がカントリーとの出合いとして、日系人強制収容所時代のタケイ一家の写真を見せたこと だ。 「私とカントリーミュージックとの出合いは、強制収容所の鉄条網の中でした。あるとき、両親がラジオを持ってきたのです、そこで流れていたのがカントリーミュージックでした」 保存用にきれいにコピーされた収容所の写真を公開するタケイ氏。アメリカのバラエティ番組で収容所のバラック小屋の写真を見たのは初めてのこと。 ニュースやドキュメンタリーなら別だが、まさかバラエティ番組で見るなんて、今のアメリカでは考えもしないことである。タケイ氏のスターパワーがなせる技 なのだろう。 放送から数日後、偶然タケイ氏に会う機会があり、「(収容所の写真には)驚きましたよ」と声をかけた。タケイ氏は「どうしても見せたかったのです。 だから出演を引き受けたのですよ」。メディアの使い方を熟知した、さすが大ベテラン。同時にその“Japanese American”としてのプライドにはいたく感銘した。 日系コミュニティへの協力を惜しまない、ハリウッドの日系人セレブには、タケイ氏の他、タムリン・トミタ(「ベストキッド2」「24」)、若手のケ イコ・アゲナ(「ギルモアガールズ」)、マイク・シノダ(ロックバンド・リンキンパーク)、さらに昨年亡くなったマコ(「パールハーバー」)らが思い浮か ぶ。すべての日系人セレブが、日系コミュニティに友好的なわけではない。日系とは距離を置き、白人社会ばかりにしか目がいかない人もいるらしい。誰なのか は分からないけれど…。 戦前の早川雪舟に始まる日系人のハリウッドでの活躍。雪舟もLAリトル東京で芝居を見たのが、ハリウッド入りするきっかけであったと言われるくら い、日系社会と彼らの縁は深い。派手やかな彼らは、コミュニティの花であり、活気を与えてくれる。タケイ氏に続く、コミュニティに協力的な日系人セレブの 出現に期待したい。そして私たちコミュニティの一員も、彼らを応援したいものだ。

Japanese (American) Can Dance!

May 7, 2008 • Yumiko Hashimoto

このごろ、月曜日が来るのが待ち遠しくてたまらない。「Dancing with the Stars」(以下DWTS)の放送が楽しみなのだ。「DWTS」は、全米5大ネットワークの一つ、ABCの人気番組。12人の芸能人(スポーツ選手含 む)が、プロの社交ダンサーとペアを組み、勝ち抜き戦を行うというもの。社交ダンスなんてハイスクールのプロム以来、という芸能人たちがプロの厳しい指導 の下、懸命に踊る姿が視聴者の好感を呼んでいる。 第6シーズンを迎える現在、トップ街道を突き進んでいるの…

『ロス疑惑』に思う

April 17, 2008 • Yumiko Hashimoto

2月23日早朝、一大ニュースが日本中を、そしてLAの日系社会をも駆け巡った。 『ロス疑惑』妻殺害容疑 三浦知義元被告 ロス市警サイパンで逮捕 私が勤務する、ロサンゼルスの日本語新聞、日刊サン2月25日号の第一面である。(記事は日本のサンケイスポーツ社と契約) 27年前の『ロス疑惑』騒動を知らない、海外の若い方のために事件と今回の容疑を、簡単に説明しておこう。1981年11月、LAダウンタウン近く の駐車場で三浦元被告の妻、一美さん(当時28歳)が頭部を銃撃された。意識不…

新年会は日本人街で〜アフター・パーティのお楽しみ

March 20, 2008 • Yumiko Hashimoto

日系コミュニティの取材をする者にとって、1月から3月(!)は「毎週土日に休みなし」と考えておかねばならない。なぜなら、この時期、各都道府県 の県人会、団体、趣味の会などLA日系社会に存在するほぼ全ての組織が、新年会・総会を開くからだ。お呼びがかかれば全てというわけにはいかないが、なる べく会に参加させていただく。先日も県人会の新年会に出席したばかり。ダウンタウンから車で10分、LA東部にある宴会場で行われた、その会はお国訛りも 飛び出す、楽しいものであった。 そこで、ある会…

よみがえったか? リトル東京の映画館

Feb. 14, 2008 • Yumiko Hashimoto

リトル東京のはずれ、メイン通りを車で走る際、いつも気になっていた看板があった。「LINDA LEA」「JAPANESE FILMS」古めかしい“東映”のマークも見えた。ここが、日本映画専門の映画館だったと初めて聞いたときは驚いたものだ。今、日本映画がLAで上映され るとすれば、日本でヒットした作品が米系の配給会社によって1週間のみ、独立系映画館で上映されることがあるくらい。しかも客席はガラガラのことも多い。 それほど影の薄くなった日本映画を専門に上映…

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