竹田 優香

(たけだ・ゆか)

愛知県出身。名古屋大学経済学部就学中、アメリカに渡る。ロサンゼルスとシアトルでビジネスを学んだのち、シアトルにある日系新聞社である北米報知にて記者としてインターン。その後帰国し、現在は名古屋大学で、主に異文化圏における日本企業のビジネス展開について研究している。2018年3月卒業見込み。

(2016年10月 更新)

food en ja

シアトル日本食界を支えた職人集う・寿司カシバ、食とサービス、日米の融合

連日多くの人で賑わうシアトルきっての観光名所、パイクプレースマーケット。そこに去年12月に開店したのが和食レストラン「寿司カシバ」だ。「素材にこだわり、基本に忠実でシンプルな江戸前寿司は伝統的な日本料理。それをいかに正しく食べていただくか」――。シアトルで長年すしを握ってきた加柴司郎さんの持つコンセプトに賛同した仲間たちが、日本が誇る食とサービスの文化を追及している。

加柴さんをトップに共同パートナーになる6人のほとんどが、過去に一緒に仕事をしていた経験があるという。5人が店を構えた経験のあるベテランで、2人は寿司カシバ開店に際し、自身の店を売却。強い絆で結ばれた新レストランへの覚悟がうかがえる。

パートナーの年齢は合わせて400歳を超える。「パワフルなシニア集団、7人のサムライが一堂に集まった新しいビジネスモデルの店です」とパートナーの1人、高橋進さんは話す。

開店当初から来客が途切れず好調なレストラン。加柴さんの知名度に加え、人気の秘訣は徹底した正統派江戸前すしの追求と、日本のおもてなし文化からなるサービスにある ...

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