ディスカバー・ニッケイ

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第9回 世の中はずいぶん変わったもんだ
母の好物はフェイジョアダで、父のはバカリョアダだった。三世のわたしは子どもの頃から「納豆」だった。 このことを言うのは今回が初めてだ。黙っているしかなかったことが、やっと言えるようになった。 …

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年9月14日


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第8回 まんじゅうの味
丸くて、中にはあま~いあずきのあん。これが和菓子のまんじゅう。ブラジル人も知っているドセ・デ・フェジョン。 これは母から聞いた話。八十数年前のこと。住んでいたのはシーティオ。 ある日、町から…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年9月7日


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第7回 本当はドラマドラマ好きな男たち
「男は泣くもんじゃない」と、ブラジルの男の子は育てられる。大人になると、「家事は女のすることだ」、「テレビドラマなんか女の見るものだ」と男らしさであることになお一層プレッシャーが掛けられ、家事やテレ…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年8月31日



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第6回 リベルダーデ
あのころのリベルダーデはわたしにはまるで別世界。 転校してルーズベルト高校に通い始めた1964年。授業は6時まで、帰りはリベルダーデのメインストリートを通ってバスターミナルへ。白と紺の制服で急…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年8月24日


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第5回 見た!わたしも見た!
見た。もちろん、わたしも見た。 出会った瞬間から胸がドキドキ。景色のすばらしい場所に連れて行ってもらえて、夢気分。思いがけずきれいな言葉にも出会えて、美しいメロディーにいやされた。涙ぐんだ。友情って…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年8月17日


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第4回 カーニバルだ!
カーニバルはブラジルの最大の祭り。17世紀にポルトガル人が持ち込んだ異教徒の行事で、最初は庶民の娯楽だった。人々はあちこちの通りでワイワイキャーキャーお互いに小麦粉や水を掛けあって楽しんでいた。 …

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年8月10日


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第2回 日本語って難しい
1.  「お母さんいる」     「びょういんに行った」     「どっか悪いの」  &…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年7月27日


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第1回 顔はルーツを語る
「今度のポルトゲスの先生はジャポネーザだ」 情報は稲妻のように次々に伝わって行った。専門学校の3年の男子生徒たちがずらっと窓から顔を出していた。 その前を通って、3年A組に向かう「新米」の先生は…

ラウラ・ホンダ=ハセガワ • 2011年7月20日


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ヤマプロジェクト
写真家であるスコット・スミスが、この共同体に強く惹かれ始めたのは、彼がアメリカで弓場農場出身の一人の男に出会ったことによる。弓場農場直系の血を引くこの人物は、地下工房の薄明かりの中で、一日の大半をバ…

ジャネット・イケダ • 2011年4月22日


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