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『南加文藝』-ロサンゼルスに根づいた文芸誌 -その5/5
その4>>4. 終刊までの経緯と『南加文藝』が果した役割創刊号は200部発行されたが、発行部数は次第に増えて第21号から25号までは倍の420部になった。藤田を中心にした熱心な合評会も毎号欠かさず開…
篠田 左多江 • 2011年11月25日
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『南加文藝』-ロサンゼルスに根づいた文芸誌 -その4/5
その3>>水戸川光雄は、トゥーリレイクの『鉄柵』時代からキラリと光る短編を書いて、その才能の片鱗が見えたが、『南加文藝』でも藤田に劣らず多くの作品を発表している。彼は第2号から23篇の短編小説を載せ…
篠田 左多江 • 2011年11月18日
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『南加文藝』-ロサンゼルスに根づいた文芸誌 -その3/5
その2>>3.『南加文藝』の内容『南加文藝』の作品には三つの流れがある。第一は戦前から創作を続けてきた一世の作品である。これらの人びとにはまず加川文一が挙げられるが、その他、文一夫人の桐田しづ、外川…
篠田 左多江 • 2011年11月11日
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『南加文藝』-ロサンゼルスに根づいた文芸誌 -その1/5
『南加文藝』はアメリカでもっとも長続きした日本語による文芸同人誌である。第二次大戦中、ヒラリヴァー強制収容所の『若人』に始まった帰米二世の文芸活動は、トゥーリレイク隔離収容所の『怒濤』、『鉄柵』を経…
篠田 左多江 • 2011年10月28日
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アメリカ東海岸唯一の文芸誌『NY文藝』―その9/9
その8>>4.『NY文藝』の意義『NY文藝』の意義の一つはこの雑誌が日系日本語文学の歴史において、東海岸で発行された唯一の文芸同人誌であったことである。
アメリカの経済と文化の中心地であるニューヨー…
山本 岩夫 • 2011年10月21日
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アメリカ東海岸唯一の文芸誌『NY文藝』―その8/9
その7>>(3)評論.随筆カール・ヨネダが随筆と評論をあわせて9編書いているが、それらの特徴は彼の人生の回顧であり、反戦平和と反人種差別の姿勢であり、家族への愛情である。
彼は「訪日余話」(第7号)…
山本 岩夫 • 2011年10月14日
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アメリカ東海岸唯一の文芸誌『NY文藝』―その7/9
その6>>花江マリオはニューヨークの領事館に勤め、後にペルーの領事館へ転勤している。彼の創作は7編で、他に戯曲も書いている。作品は太平洋戦争に絡むもの、一世と二世の関係を描くもの、南米の日系社会を扱…
山本 岩夫 • 2011年10月7日
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アメリカ東海岸唯一の文芸誌『NY文藝』―その6/9
その5>>(2)創作(その2)西茂樹(本名は西岡重幸)(1916‐1989)は太平洋戦争中、アメリカ政府によって捕虜交換要員として中南米諸国から合衆国へ強制移住させられた2,262人の日本人の中の1…
山本 岩夫 • 2011年9月30日
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アメリカ東海岸唯一の文芸誌『NY文藝』―その5/9
その4>>秋谷一郎(1909-)はクリスチャンの帰米二世である。サンフランシスコで生まれ、6歳のとき日本へ送られた。関西学院在学中、内村順也(内村鑑三の弟)、河上丈太郎(後に日本社会党委員長)、賀川…
山本 岩夫 • 2011年9月23日