インタビュー
茶道を始めたきっかけ
私はハワイで生まれまして。小さな時に、またその後、ロサンゼルスにまいりまして、両親たちと。その後1941に日本にまいりまして。京都に近い滋賀県の琵琶湖のそばでございますので、あの、裏千家というお茶のお家元にご縁がございまして、お世話になりました。それがたまたま12月8日大東亜戦争が始まりまして。まあアメリカに帰れなくなりましたので、お茶の間ずっと京都におりまして、色々と日本の伝統文化あらゆるもの勉強させていただきました。それはあの戦争の真中で、人様がどの道歩んだかわからない時代に、ほんとお茶というのは本当に素晴らしいこと。もう学びながら、これは是非アメリカの土地にもっていって、皆様方にご紹介いたしたいなと、心に思っていたのでございます。
日付: 2005年12月19日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ナンシー・アラキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター