ディスカバー・ニッケイ

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日系アメリカ人コミュニティに育って(英語)

(英語) 僕は南カリフォルニア生まれで、中学生の時に家族でサンタバーバラに引っ越しました。父はユダヤ教で、母がオランダ改革派だったので、サンタバーバラでは家族で礼拝に行ける教会としてべサニー会衆派を選んだんです。その教会は全員が日本人信者でしたが、僕達にとって家族のような存在になりましたね。信者の家族ともすごく親しくなり、寿司なんて流行する前にすでに食べてましたよ。僕達一家は会衆派教会のメンバーになった最初の白人でした。そんなわけで、僕の成長過程で、かなり影響のあった場所だといえますね。Art Center Collage of Designへ通うためにロサンゼルスに出てきたときも、最初のクラスでサンドラ・ヒガシの隣の席を選んだんです。僕には、彼女が自分の妹のように感じたからだと思います。


幼少期 コミュニティ 多人種からなる人々

日付: 20006年1月16日

場所: 米国、カリフォルニア州

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

バイロン・グレイサー氏は南カリフォルニアで日系コミュニティと深いかかわりを持って生まれ育ちました。グレイサー一家はサンタバーバラへ引っ越したとき、日系アメリカ人の組合協会に所属。ヨーロッパ系アメリカ人の最初のメンバーになりました。また、彼の父は米国日系人市民協会(JACL)のアクティブメンバーでもありました。

グレイサー氏はカリフォルニア州パサデナのArt Center College of Designで学び卒業。そこで将来のパートナーになるサンドラ・ヒガシと出会いました。1986年、ヒガシ氏とパートナーシップを組み、ニューヨーク市でグラフィックデザインを主業務とする「ヒガシ・グレイサーデザイン」を創設。彼らは、5番街にあるF.A.O.シュワルツの本店のプロジェクトに参加している間、年齢や性別に関係なく遊べるおもちゃを作ろうと思いつき、玩具「ゾロ」を発表します。自然とバランスへの日本人的感性をとりこんだおもちゃは、革新的な玩具として高く評価されています。さらに、彼らはAbrams Publishing、 Chronicle Books、Hyperion Booksから絵本も出版しています。

2006年、グレイサー・ヒガシ両氏は社会へのクリエイティブな貢献に対し、全米日系アメリカ人博物館より、賞を受賞しました。(2006年11月3日)

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