インタビュー
メディアを使いこなす (英語)
(英語) メディアの仕事をする中で、映画作品やVCの仕事を通して伝えたいことを表現できるようになりました。強制収容所で経験した圧迫感を、そこへ吐き出すことができたのです。自己嫌悪もたくさんありました。自分が大勢の人とは異なり、敵とみなされていたのですから。ですので、自分に対してひどく否定的になっていき、他の日系・アジア系アメリカ人とも関わりたくなくなっていくのです。嫌悪感が顕著になって、日本に関するものはすべて拒否し始めるのです。全体としてこういった過程があります。それが、私が取り組みたいテーマです。それが映画やビデオの力なのです。必ずしも知識を増やしたり教えたりしているわけではなく、感情的な部分を啓発しているのです。
日付: 2011年8月16日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: アレクサ・キム
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター