歴史好きだった天野芳太郎
1911年に、マチュピチュはハイラム・ビンガムっていう学者が発見したんですよね。それから、マチュピチュ、非常に有名になったんですけども。天野が、27年か8年かに行った時には、まだ本当に、マチュピチュちっちゃくて、道もまだできてなくて、ホテルもなくて、小さな日本人が経営してるホテルに泊まって、それで上へ行ったんですよ。その時はもうね、4日かそのくらいかかって見学したんですよ。道なき道を。インカの道路を。それこそ。全然、まだ発達してませんでしたから。観光ルートなんてなかったですから。そういう時に、あの人行ってるんですよ。
絶えずあの人、日本にいる時から歴史が好きで。はい。もう歴史、漢文ね。中国のあれ大好きで。みんなメモリア(記憶)で、空覚えしてました。だから、中国人とお話する。言葉でお話できないけども、こう執筆[筆記]っていうんですか、こう書くと、全部意味が通じる。そうやって、友達ができてましたよね。
日付: 2007年4月18日
場所: ペルー、リマ市
インタビュアー: アン・カネコ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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