laurahhによるコンテンツ
Dekasegi Story
第十五話(前編) 『あまちゃん』にありがとう!
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
「なんか、ジャッパ1って、僕は好きじゃないなぁ」と、ダニエルが言うと、側にいた4人の男の子も女の子も「そう、そう。言葉も話せないし、可愛いくもないし」と、ユカの方を見て、笑い出した。
Nikkei Chronicles #2—Nikkei+: Stories of Mixed Language, Traditions, Generations & Race
Kokichi-san
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
I’ve loved reading since I was little and would find myself drawn to characters in each story. The powerful “Momotaro” and peculiar White Rabbit in Alice in Wonderland, to name a few. They were all adorable characters.
Dekasegi Story
第十四話 ジョージに何があったのか
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
僕は20数年ぶりに故郷に戻った。ちょうど出張で近くの町に滞在することになったので、多忙だったが、寄ることにした。
Dekasegi Story
第十二話(後編) 居場所のない子どもたち
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
あとわずかでブラジルに戻るサヤカは帰国の準備を始めた。家族へのお土産はまだ揃っていなかったが、それよりも気になることがあった。
Nikkei Chronicles #2—Nikkei+: Stories of Mixed Language, Traditions, Generations & Race
雨に濡れた『てるてる坊主』
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
最近、「幼なじみと今でも交流が続いています」と言うと、驚く人が大勢います。その上、その幼なじみとは60年来の交流だと知って、更にビックリ。「いいなぁ。うらやましいわ」と、みんなが言ってくれます。
Dekasegi Story
第十一話(後編) クレイトは、もうサンバは踊らない
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
クレイトは、15年ぶりに出会えた父親とゆっくり話をしていたかった。しかし、妹のケイラに「パパイは血圧が高いので、あまり興奮させたら体によくないから、今夜はここまで」と言われたので、久しぶりに「Boa noite、papai!(おやすみなさい、おとうさん!)」と言って、話を止め、外に出た。
Nikkei Chronicles #2—Nikkei+: Stories of Mixed Language, Traditions, Generations & Race
ジュリアのJAPÃO発見
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
母方の祖父母は100年前、日本からブラジルへ移住して来ました。サンパウロ州のファゼンダ1で筆舌に尽くし難い苦労をして、やっと、念願の農園を手に入れました。10人の子どもはブラジルで生まれましたが、ポルトガル語は十分に話せず、家で使うのは日本語でした。子どもたちは日系一世・二世と結婚し、生涯パラナー州で暮らしましたが、母だけが、結婚と同時に、サンパウロ市に住みました。
Dekasegi Story
第十一話(前編) クレイトは、もうサンバは踊らない
ラウラ・ホンダ=ハセガワ
風がびゅーびゅー吹き荒れていた夜、クレイトは1時間前に出たダンススクールに戻った。そこのオーナーの明石トムは、ちょうどその頃、パープル色のドレスの女性に誘われ、横丁の「ルナ」で楽しそうに飲んでいた。