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第25回(最終回) 差別、偏見、戦いからどこへ
「ノーノー・ボーイ」をめぐる連載も今回で最終回を迎える。この間、並行して進めていたこの本の新たな翻訳を、“パール・ハーバー”からちょうど75年目となるころ出版することができた…
川井 龍介 • 2017年2月10日
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第24回 さまざまな観点からの批評、分析
「ノーノー・ボーイ」を最初に翻訳した中山容氏が本名、矢ヶ崎庄司の名で残した「日系アメリカ人と文学―ジョン・オカダとローソン・F・イナダ―」(平安女学院短期大学紀要、 8, 23-30, 1977)を…
川井 龍介 • 2017年1月27日
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キャンプの歴史は時間に縛られない:忠誠、アメリカのために戦う、裏切られた人々
マンザナーには地理的境界はなく、時間にも縛られません。マンザナーは今日も、さまざまな形で、さまざまな場所に存在しています。そして、それぞれの場所で、人々が協力して、マンザナーが気づかれずに、変化せず…
タミコ・ニムラ • 2017年1月16日
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ボブ・カネコ - パート 2
パート 1 を読む >>それで、収容所では何が起こったのですか? あなたの家族は自発的に行きました。ボブ・カネコ(以下、BK):彼らは自発的にオーバーンに行きました。そして集められました…
エミコ・ツチダ • 2017年1月13日
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第23回 日本では、70年代から今日まで論じられる
小説「ノーノー・ボーイ」は、日系アメリカ人である著者、ジョン・オカダが英語で書いたアメリカ文学の作品であるが、文学にとどまらずさまざまな領域の専門家によって論じられてきた。日本では、文学をはじめ社会…
川井 龍介 • 2017年1月13日
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ボブ・カネコ - パート 1
残念ながら、金子氏は2016年9月18日に亡くなりました。インタビューを読むことができなかったことを残念に思いますが、これが彼の記憶を偲び、彼の輝かしい人生に大きな敬意を表することができれば幸いです…
エミコ・ツチダ • 2017年1月12日
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第22回 これは小説ではない?初版時の評価や反応
「ノーノー・ボーイ」の初版が出版されたのは1957年5月。前年日本は国際連合に加盟し国際社会へ仲間入りし、国内的には高度経済成長へと向かいはじめた。アメリカでは55年にアラバマ州モンゴメリーでのバス…
川井 龍介 • 2016年12月23日
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第21回 “パールハーバー”の日を迎えて ~「毎日メディアカフェ」で『ノーノー・ボーイ』を語る~
安倍首相が、今月26,27日にアメリカ・ハワイを訪れ、オバマ大統領と会談し、真珠湾(パールハーバー)攻撃による犠牲者を慰霊するというニュースが先日流れた。現職首相が真珠湾を訪れ慰霊するのは、正確には…
川井 龍介 • 2016年12月9日
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第20回 新たな訳で日本で出版
新たな日本語版『ノーノー・ボーイ』が、来月ようやく出版されることになった。出版社は旬報社(東京都文京区)で、労働や福祉を中心に社会問題や生活にかかわるテーマの本を出版している会社である。これまで英語…
川井 龍介 • 2016年11月25日
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第19回 第11章(終章)~希望の兆しなのか
戦争が終わって故郷のシアトルに帰って来たイチローのその後数日を周囲の人間とのかかわりなかで描いた「ノーノー・ボーイ」は、イチローの内面の独白が軸になっていて、物語性は強くはない。それでも、イチローが…
川井 龍介 • 2016年10月28日