インタビュー
ハパ・プロジェクトで学んだこと (英語)
(英語) (ハパプロジェクトへの)全体的な反響は凄く良かったです。私にとって素晴らしい経験となりましたし、大事な事を教えられもしました。それは、私もみんなと同様に自分と違うタイプの人達と一緒にいることを怖がっているということでした。私の友達に同性愛者嫌いの人は一人もいませんし、女性の選択の権利(妊娠中絶など)に反対する人もいません。また人種差別をする人もいませんし、ブッシュ大統領に投票する人も一人もいません!これが私の悪いところなんです。いつも自分と同じような人にしか囲まれていない。全然良くないことですよね!
ある時私宛に(日系人の)収容所について書いてきた男性がいました。その文には「私達の両親の多くは収容所から出た後過剰に反応し、私達に日本語や日本文化を教えてくれませんでした」とあったのです。これにはビックリしましたよ。こういうものの見方を知る機会は絶対にないので、この男性に会うことは凄く自分のためになるだろうと感じました。この男性はハパであり日系人である、つまり私のコミュニティーな訳ですから、知る必要がありました。私の作品を見てくれる人達は全員が左翼や環境保護派またはSUV反対派だけでないことを、知る必要があったんです。そのくくりはどうであれ…私は無精な事もあり(自分と似たような)友達だけに囲まれる傾向にあったので、彼に会う事は自分の現実チェックになると感じました。
日付: 2006年5月3日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジム・バウワー
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター