ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/418/

アルベルタのテンサイ農場(英語)

(英語) 1941年にアルベルタに行きました。アルベルタの砂糖大根(テンサイ)農場で、砂糖大根の栽培の仕事をしていました。

I*: 農場の経営者は誰でしたか?

白人の人達が経営していました。冬になるとロッキー山脈の方に行って冬季だけ製材所で仕事をし、春にはまた砂糖大根農場に戻り、夏一杯働きました。そしてまた冬になると山に入って製材の仕事です。

I: 農場での仕事はどうでしたか?

それは重労働でしたね。決して楽な仕事ではなかったです。

I: 一日に何時間働いていたのですか?

日の出から日暮れまでです。

I: 休憩時間はありましたか?

ええ、でも昼食の時だけでした。あとはずっと働いていました。200エーカーに渡って大量の砂糖大根が栽培されていましたから。春には雑草取りをし、秋の収穫の時期になるまで世話をするんです。収穫の準備が済むと、機械で土ごと掘り起こし、大根の首の部分を切り落としてそれを一箇所にまとめるんです。

* “I”はインタビュワー(メアリー・イトウ)


農業 アルバータ州 カナダ 農業 (farming) 伐採 甜菜

日付: 2005年3月23日

場所: カナダ、トロント

インタビュアー: マリー・イトウ

提供: 世代-日系カナダ人レガシープロジェクト日系文化会館

語り手のプロフィール

ミツオ(ミツ)・イトウ氏は二世の日系カナダ人男性。1924年8月20日カナダのブリティッシュコロンビア州ミッションに生まれました。ミッションで生まれ育った彼は、家の農場を手伝いながら学校へ通っていましたが、製材工場や砂糖大根農場で働くのをきっかけに家を出ます。戦後は日本へ移住し、(日本へ駐屯していた)英国軍隊で通訳として働き、その後結婚しました。1950年代にトロントへ戻り、二人の息子を育てました。現在はトロントの日系カナダ人のコミュニティーに積極的に活動し、慈善事業にも従事しています。(2005年3月23日)

*全インタビューはDenshō: The Japanese American Legacy Projectにて見ることができます。

ジミー・コウ・フクハラ

除隊と種苗業の再開(英語)

日系二世、連合国軍占領下の日本に駐留した退役軍人(1921年生)

トム・ユキ

野菜の栽培と出荷の共同会社を立ち上げた父(英語)

三世のビジネスマン(1935年生)

トム・ユキ

第二次大戦中は父のビジネスパートナーが農業ビジネスを管理した(英語)

三世のビジネスマン(1935年生)

トム・ユキ

父の事故後、ビジネスを継ぐ(英語)

三世のビジネスマン(1935年生)

モニカ・タイシャ―

コロンビアに移住した祖父(英語)

米国在住の日系コロンビア人(1974年生)