ディスカバー・ニッケイ

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マンザナーへ、そしてマンザナーから


2008年4月9日 - 2011年4月28日

2002年にアメリカへ留学し、『さらばマンザナール (原 題:Farewell to Manzanar )』との出会いで、日系史に目覚めた郷崇倫(ごう・たかみち)氏による、コラムシリーズ。自身の体験談を元に、日系史について語ります。

(* Signature image from Wikipedia.com by Daniel Mayer. )



このシリーズのストーリー

第1回 「さらばマンザナー」から始まった私の長い旅

2008年4月9日 • 郷 崇倫

「さらばマンザナー(Farewell to Manzanar )」は、ジーン・ワカツキ・ヒューストンさんがマンザナー収容所 での自らの体験をもとに書いた小説です。後に歴史教育の一環として、カリフォルニア州の学校教材としても採用されました。この小説によって、多くのアメリ カ人が戦争中に日系アメリカ人が強制収容された事実を知ることになりました。 「さらばマンザナー」を読むまで、私自身、アメリカの日系人の歴史について知る機会がありませんでした。日本の歴史については関心がありました…

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このシリーズの執筆者

オレンジコースト大学、カリフォルニア州立大学フラトン校、横浜市立大学にて、アメリカ社会の歴史、日系人社会の歴史を含めるアジア大洋州系アメリカ人社会のを学ぶ。現在はいくつかの学会に所属しつつ、独自に日系人社会の歴史、とりわけ日系人社会と日本社会を「つなぐ」ために研究を継続している。また外国に「つながり」をもつ日本人という特殊な立場から、現在の日本社会における内向き志向、さらには排外主義の風潮に警鐘を鳴らしつつ、日本社会における多文化共生について積極的に意見を発信している。

(2016年12月 更新)