ディスカバー・ニッケイ

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第12回 第四章、傷ついた心のエミと出会う
前向きな姿勢と良心 主人公イチローの友人で、戦場で片脚を失ったケンジにつづいて第四章では、印象的な存在として著者は女性であるエミを登場させる。同じ日系人であり若く魅力的な存在である彼女もまた、心に…

川井 龍介 • 2016年7月8日


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第11回 第三章、片脚を失った友との再会
著者のジョン・オカダは、主人公イチローの心の葛藤を描き、同時に人間社会のさまざまな問題を読者に考えさせる。その葛藤は家族をはじめ、彼が関わっていく人間とのふれあいのなかで生まれる。 こうした人物の…

川井 龍介 • 2016年6月24日


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第10回 第二章、同じ境遇の友との再会
二年間の服役を終えて、イチローはシアトルのわが家に戻る。しかし、その帰郷はまったく心休まるものなどではなく、戦争に行かなかった者への冷たい視線を感じた。一方、日本が負けてはいないと信じる母親への憎悪…

川井 龍介 • 2016年6月10日


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第9回 第一章、戦争が終わり、刑務所から故郷へ
全十一章からなる「ノーノー・ボーイ」の第一章は、戦争が終わって刑務所から出て来た主人公のイチロー・ヤマダが、故郷のシアトルに戻って来たところからはじまる。徴兵を拒否して、二年間服役していた彼が、その…

川井 龍介 • 2016年5月27日


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第8回 パールハーバーの波紋~序文から読む
アメリカのオバマ大統領が広島を訪問することが明らかになった。日米開戦によって複雑な立場に置かれたアメリカの日系人は、このことをどんな思いで受け止めたのだろうか。 振り返れば、開戦後に収容所へ送られ…

川井 龍介 • 2016年5月13日


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第7回 ジョン・オカダの歴史
「ノーノー・ボーイ」の著者、ジョン・オカダとはどのような人物なのか。プロフェッショナルな作家として有名だったわけではなく、彼について残された記録は多くはない。 その経歴については、ルース・オゼキに…

川井 龍介 • 2016年4月22日


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第6回 新版の序文から
一昨年アメリカで出版された、新版の「No-No Boy」には、これまでになかった新たな序文がつけられた。1957年のオリジナルは小説のみで、1976年の復刊にあたっては、そのいきさつなどをまとめた序…

川井 龍介 • 2016年4月8日


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第5回 新版がアメリカで一昨年出版
表紙に描かれた主人公の苦悩 初版はまったく注目されなかった「No-No Boy」は、1976年に復刊された。以来読み継がれ、版元のワシントン大学出版では13回版を重ねて累計で10万部以上を出版して…

川井 龍介 • 2016年3月25日


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第4回 日本での出版
1979年、中山容氏が翻訳 小説「ノーノー・ボーイ」がアメリカで復刊されたのが1976年。それから3年後の1979年3月、日本語で翻訳が出版された。出版社は海外の文芸作品の翻訳など個性的な作品を手…

川井 龍介 • 2016年3月11日



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