インタビュー
日本語とハワイ語によるハワイの耕地での伝統的な労働歌(ほれほれ節)
[「ほれほれ節」はプランテーションで砂糖きびを刈る時に歌われていたものです。笠原さんはレコードを聞いてこの歌を覚えたそうです。]
(日本語とハワイ語)
日本出るときゃよ~
一人ででたが
今じゃ子もある 孫もある
そのわきゃ チャッチャ(内緒)で
ヌイヌイ(大変、たくさん) マイタイ (結構、よろしい)
花嫁御陵でよ~
呼び寄せられて
指折り数えて50年
そのわきゃ チャッチャで
ヌイヌイ アカマイナ…カマアイナ(すばらしい土地の人)
カネ(男・夫)はカチケンよ (砂糖きびを刈り * 英語でcut cane)
ワヒネ(女・嫁)は ハッパイコウ (砂糖きびを担ぐ)
夫婦そろって 共稼ぎ
そのわきゃ チャッチャで
ヌイヌイ ハナハナ(仕事)
明日は サンデー(日曜日)じゃよ
ワヒネも つれて
アイカネ(友達)訪問と 出かけよか
そのわきゃ チャッチャで
ヌイヌイ ホロホロ(遊ぶ)
カナカ(ハワイの方言)の言葉がはいってるんですね(笑)。
日付: 1991年6・7月
場所: 米国、ハワイ州
インタビュアー: ロバート・ナカムラ、カレン・イシズカ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター