インタビュー
家族の伝統としての太鼓(英語)
(英語)太鼓を始めたばかりの頃、私にとって太鼓は楽しみであり、家族がしていることでした。それは、与えられ、いずれ関わるもので、当時の私は伝統と意識することはありませんでした。意識するようになったのは、夫と付き合っていた当時、彼にあることを言われてからでした。彼は、私が夏中太鼓に没頭し、活動に打ち込んでいることに言及し、「家族に脈々と受け継がれている伝統があるんだね」と言いました。私は少し考え、「まあ、そうかもしれない」と思いました。伝統という見方をしたことがなかったのです。
彼が活動に参加し、太鼓を学ぶだけでなくグループに密に関わり成長を見守ってくれていることを、とても有り難いと思いました。今では息子も参加していて、とても感慨深いです。経験を積めば積むほど太鼓の意味合いは変化し、時間の経過とともに個人的に太鼓から得るものも変化していきます。グループのメンバーにもこういった変化は見てとれます。
日付: 2004年7月9日
場所: 米国、ハワイ州
インタビュアー: アート・ハンセン、ソージン・キム
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター