インタビュー
目立ちたくない外国人(英語)
(英語) 中学生の頃から、僕は外国に住むことを夢見ていました。もともと僕は、ヨーロッパに住みたいと思っていたので、19歳の夏、ヨーロッパへ行きました。当初は3カ月間行く予定だったのですが、結局6か月滞在しました。1年間のオープンチケットがあったのです。ドイツで軍関係の知り合いができて、彼らは僕に雑務の仕事をくれました。そして僕らは酒を飲んだり、自由奔放に生きていました。1人がカナダ人で、アメリカ人が2人いて、僕は、彼らのアパートの床だったり、とにかく適当にどこかに寝ていました。自分の部屋もなく、ただふらふらと生きているだけでしたが、楽しかったんですよ。いい時を過ごしました。
でも、ヨーロッパに短期間滞在して思ったのは、ここにずっと住みたくはないということでした。ヨーロッパでは僕は目立つので、居心地はよくありませんでした。そういう意味では、アメリカに居るのと同じでしたから。目立ったり、人種差別の対象になったりすることが嫌なのです。僕は、そういったことは自分の人生の外に置きたかったので、日本に初めて来た時、この生活がすごく心地良く感じました。とにかく目立ちたくない、という気持ちが僕にはあって、日本はすごく居心地がいいのです。
Explore More Videos
両親は沖縄出身者と内地出身者の結婚反対の風潮を体験 (英語)
沖縄出身の両親の持つ2世。38年間に渡り、日本の野球界で選手・コーチ・スカウト・マネージャーとして活躍。(1925年生)
10代のサトウキビ畑で働いた経験が、スポーツ選手としてのトレーニングに役立つ
沖縄出身の両親の持つ2世。38年間に渡り、日本の野球界で選手・コーチ・スカウト・マネージャーとして活躍。(1925年生)