インタビュー
それぞれの太鼓グループの持つオリジナリティの重要性
太鼓のグループには、やっぱりみんなそれそれぞれのね、オリジナリティっていうか、その持ち味・性格、そういうものがなきゃいけないなと思うんですよね。で、それはあのやっぱりその、そこの土地、ここ例えばロサンゼルスだったら、まぁ私がここでもうやってますけど、この私のとこに来てくれる人は、ほとんど日系の方たち。で、日系のかた、でもここでアメリカでアメリカで生まれ、アメリカの空気を吸って、アメリカの食べ物を食べてね、アメリカの音楽を聴いて。そういうものがベースになって体の中に入ってると思ってるんですね。
で、僕がここで日本の太鼓を始めるにあたって思ったのが、とにかくそのベーシックはきちんと日本のものを守って、もし音作り・曲作りになったら、そういうものをベースにしといて打つのは日系の三世たち。ここで生まれた人たちだから。ここにはここの生活のね、あのリズムと音があるはずなんですよね。そういうものを大事に取り入れて、それで曲作りをしなきゃいけないなっていうふうに。そうすればね、それがここの地元の太鼓といえるものになるんじゃないかなって、僕は考えてるんですね。
日付: 2005年4月1日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: アン・カネコ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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ケニー・エンドウ
非太鼓グループとの共演(英語)
和太鼓奏者・アーティスト。太鼓センター・オブ・ザ・パシフィック(Taiko Center of the Pacific)の芸術監督。(1952年生)
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