インタビュー
異なった方言を理解することの難しさ(英語)
(英語)私の周りは広島弁を話し、私はそれを聞いて育ったので、広島(弁)に慣れていました。(アメリカの)学校に通うまでは、私が習った広島弁は標準語の一部だと思っていました。学校に行くと(いろいろな)方言がありましたね。私の甥っ子がこの度本を書いたのですが、全部日本語の俗語、特に広島の俗語で(書かれていて)、広島の人でなければ理解できないのではないかと思います。標準語ではなく(標準語と広島弁が)混ざった日本語で書かれていますから。でも私にはなんとなく親しみ深い言葉なのです。一部は私も初めて聞いた表現ですが、(それ以外は)年配の人たちがいつも話している言葉でした。(日本で)色々な場所に行った時も、土地の人達が私と違う話し方をしていたのですが、あまり気にしていませんでした。ここ(アメリカ)にいた人たちの多くは福岡、佐賀、長崎、熊本などの九州弁を話ました。私は鹿児島から来た山口さんという人と話した経験がありますが、彼の話が私にはさっぱり理解できませんでした。同じ九州でもまた全然違うんですね。ですからメモをとることさえしませんでしたよ。みんなが標準語を話してくれると、聞きやすくてありがたかったです。
日付: 2003年12月17・18日
場所: 米国、ワシントン州
インタビュアー: アリス・イトウ、トム・イケダ
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