インタビュー
子どもの頃のアメリカへのイメージ
そうですね、僕、全くアメリカを知らないで、日本の子どもとして、とにかくわんぱくで、ずいぶん好きな事をやらせてもらいました。だからこういう生活が出来ると言うのは、本当に僕にとっては当たり前だと思っていたんですよ。その当たり前の生活の資金が、お金がアメリカから来ているという事を全然知りませんでしたしね。
僕にとってのアメリカというのは、自分の家にあった家具、それから食器類、親父が持って帰った道具、大工道具とかの色んな道具、僕のおもちゃはほとんどアメリカ製でしたから。だから僕にとってのアメリカというのはあれですね。
そうしてもう一つ僕にとって本当に嫌で嫌でたまらなかったのはジーパンツです。僕が小学校入った時にね、わんぱくで学校のユニフォームをいつも汚す。ところが梅雨になると、鹿児島なんかひどい時には二十日間くらい雨が降り続けるんで、洗濯しても乾かないんですよね。ユニフォームが二つともお袋が洗って乾かないんで、お袋が嘆いていたら、親父が「このヤツはもうどうしようもないからジーパンツはかせてやれ」って言うんでジーパンはいて学校へいったら、もう校門入ったとたんにね、全校生徒といってもいいくらいに囲まれちゃって「なんだ、なんだお前。それはなんていう服だ?」と言われて。もう本当にジーパンツで、上級生には小突くやつもいますしね。
日付: 2012年1月31日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジョン・エサキ、西村 陽子
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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