インタビュー
カリフォルニアに来た時のこと (英語)
(英語)徴兵された時、州兵部隊本部に報告に行かなければなりませんでした。様々な兵士がいました。州兵部隊本部は、カリフォルニアにつながる線路に直結していました。本部を出ると、僕は列車に乗せられました。列車の窓という窓は塞がれ、僕らはキャンプ・ロバーツに到着しました。お話したとおり、それは3月のことで、ミシガン湖から冷たい風が雪や氷と一緒に吹き込み、それは憂鬱な冬でした。僕らは電車に乗せられ、カリフォルニアに到着すると降りるよう指示されました。するとそこには全てが青々とした美しい景色が広がり、鳥も飛んでいました。草原ではヒバリが、あらゆる種類の鳥がさえずっていました。冬のシカゴとは天と地ほどの差でした。僕は本当にショックを受け、その光景を目にした時、僕はもうシカゴに戻って暮らすことはないな、と言いました。僕はその瞬間、カリフォルニア人になったのです。
日付: 2012年1月26日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジョン・エサキ、西村 陽子
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター