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香川県海外移民の父:今雪真一の情熱と功績

第3部:金子正則知事の南米訪問とその主な見解

アルベルト・松本

元裁判官だった金子知事は、1950年から6期24年間も香川県知事を務めた。県の特産品である「讃岐うどん」を全国に広めた立役者の一人でもある。在任中の1956年、アメリカ国務省による指導者交換事業計画の招聘で、アメリカに3ヶ月間滞在し、その後2ヶ月南米4カ国(ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、ウルグアイ)を訪問し、同県民の移住事情などを視察した。

香川県海外移民の父:今雪真一の情熱と功績

第2部:「海外移住」の持論

アルベルト・松本

今雪先生は、現場で目にし、聞いた課題を冷静に分析し、「海外移住」の持論と心構えを記しているので、その幾つかを紹介したい。

香川県海外移民の父:今雪真一の情熱と功績

第1部:海外移住への情熱

アルベルト・松本

近代日本の海外移民は、徳川幕府とハワイ王国の取り決めによって明治元年にハワイに到着した153人の日本人からスタートした。明治政府による新たな国づくりはとても大かがりなもので、貿易と産業育成にも力を入れていた。しかし、それ以前に締結した不利な条約が、例えば貿易取引に大きな障害になっていたのでいくら生糸(蚕産業)を輸出しても高い値段で取引することもできず日本の地域経済に思うように還元できなかったのである。1868年、日本の総人口は3400万人だったが、1900年には約4400万人、1920年に5500万、1940年には7200万人にまで増加した。産業は急速に発展したものの、増加する国民に豊かさ与えるには十分でなく、北海道開拓や海外移住が、豊かな生活を求める人々の希望的選択肢の一つであったことは間違いない。

The Nikkei of Latin America and Latino Nikkei

外国人児童の不就学、低い高校進学の課題〜日系子弟への警鐘

アルベルト・松本

現在、日本の義務教育修了率はほぼ100%で、高校進学率も98%となっており、就学率と修了率は世界一である。大学進学率は53.7%と、先進国の中ではあまり高くないが、専門学校進学率23.6%を合わせると8割以上が高等教育を受けていることになる1。その内容やスキルの水準はともかく、労働市場で柔軟に対応できる能力を持った人材が育成されていることがこの数字に表れている。いずれにしても中等教育の修了率が高いのは、日本の教育制度が完備しているからである。一方、ラテンアメリカ諸国では義務教育の中退者や不就学が未だに3割前後いるとされており、貧困が深刻な地方都市や農村ではそれ以上だと指摘されている2。

Escobar: the City of Flowers — The 90th anniversary of Japanese immigration (as of 2019) and rediscovery of my ancestry

アルベルト・松本

Located 50 kilometers north of Argentina’s capital city, Buenos Aires, Escobar is known as “the city of flowers.”1 A flower festival is held in October every year, where they showcase new breed varieties from in and out of the country and have a parade with floats covered with flowers such …

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「国際日系デー」の意義〜次世代のアイデンティティー発見

アルベルト・松本

2018年6月ホノルルで同時開催された「ハワイ日本人移住150周年記念式典」と「第59回海外日系人大会」の場で、6月20日が「国際日系デー」に制定された1。この「国際日系デー」を提唱したのは、沖縄県名護市に在住している日系アルゼンチン人のアンドレス比嘉さん2と日系ペルー人のアンドレス正(ただし)伊佐さん3である。沖縄出身の先祖を持つこの二人4は、世代が進むにつれてルーツが薄ていくことに危機感を持ち、2015年から「世界ウチナーンチュの日」構想を練り始め、翌年第6回ウチナーンチュ大会の時にそれを実現した5。二人が「日系のルーツを誇りに思うきっかけになってほしい」という思いのもと「国際日系デー」構想が承認されるよう各関係機関に働きかけたのもこの頃だった。そして2017年9月、ペルーのリマで開催されたパンアメリカン日系人大会で正式にこの案が紹介され、参加国の賛同を得たのである6。

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日本の外国人労働市場:ロボットやAI導入による今後の影響

アルベルト・松本

日本には約300万人の外国人が居住しており、そのうち就労者は166万人である。前年と比べると13%増加している1。その理由は、経済連携協定(EPA)締結によって、ここ数年アジア諸国からの技能実習生が増加したからである2。日本の外国人労働市場の7割はアジア諸国からの労働者が占めており、その多くは技能実習生として単身で来日している。出入国在留管理庁によると、2019年12月現在、40万人が技能実習ビザで在留しており、その半分以上はベトナム国籍、次いで中国、インドネシア、フィリピン、ネパールの順にある3。他方、就労者として在留している。ブラジル人は13万人(8.2%)、ペルー人は約3万人(1.8%)で、外国人就労者全体の1割にしか満たない。

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2018年ラテンアメリカの次世代日系人の実相調査についての考察: 第3部 キューバ

アルベルト・松本

第2部 アルゼンチン >>

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2018年ラテンアメリカの次世代日系人の実相調査についての考察: 第2部 アルゼンチン

アルベルト・松本

第1部 メキシコ >>

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2018年ラテンアメリカの次世代日系人の実相調査についての考察: 第1部 メキシコ 

アルベルト・松本

はじめに

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サイト情報

Es argentino nissei (nac.1962) y desde 1990 reside en Japón. Después de terminar su Maestría en Leyes se dedica a la traducción jurídica y al asesoramiento de los latinos nikkei de América Latina que viven en Japón. Enseña en la Univ. de Kanagawa.

アルゼンチンの日系二世(1962)で、1990年から留学を機に日本で在住。法律の修士を終えて、渉外法務の翻訳や法定通訳業務、コンサルティング等を手掛けている。神奈川大学で教鞭もとっているが、20年前から日本に定住しつつある南米の日系ラティーノのサポートも行っている。

http://www.ideamatsu.com http://www.facebook.com/alberto.matsumoto

日系関連の興味分野

  • コミュニティ
  • 家族史
  • フェスティバル・祭り
  • 日本食・日系フード

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