• en
  • ja
  • es
  • pt
インタビュー:キップ・フルベック

editor
Licensing

他人にレッテルを貼られることの不快さ

他人にレッテルを貼られるのは余り好きではありません。自分のアイデンティティ(が何か)を決めるのは、自分自身の選択です。これは素晴 らしいことだと思います。そのアイデンティティが何であっても構いませんが、アイデンティティを特定する場合に・・・。そういえば、この間犬をビーチに連 れて行き違反切符を切られた時、例の「You people(お前たち)」という呼び方をされたのです。人から「You people」と呼ばれた瞬間、そう呼ばれた人がマイノリティーになり、そしてその「You people」の解釈はどんな意味にもなり得るわけです。「You people」と呼ばれた人としては「成るほどね、どういうスタンスの会話かわかったよ。」という気なります。ですからこの男性に「この事についてはお前 たちには長い間言ってきているだろう!」と言われた時、私としては「うーん、『お前たち』って犬をビーチに連れてきている人のこと?それともサーファー? (肌の)茶色い人?タトゥーのある人?髪の長い人?」と思ったのです。その人にとってどういう人達を指すものであれ・・・私は「お前たちってどういう意味 ですか?」と聞いてみました。しかしその男性は黙ったまま違反切符を書き続け、答えようとはしませんでした。その時私は、この男性は頭の中で(私に対し勝 手に)何だかのレッテルを貼っていて、それが(意識の中で)働いているのだと気が付いたんです。この男性の「You people」が意味するところは、「我々のこの偉大な国や市の法律を無視する、お前たち法律違反者」なのかもしれませんし、または別のものが(意識の中 で)働いていたのかもしれません。とにかく、私は極力自分のやり方で自分自身のアイデンディディを決める選択をしているんです。

Based on this original

Kip Fulbeck Interview #13: Discomfort at being labeled by others
uploaded by editor
Interview Date: May 3, 2006 Location: California, US Interviewer: Jim Bower Contributed by Watase Media Arts Center, Japanese American National Museum  © 2006 Japanese American National Museum * Interview was … More »


最新情報を入手

最新情報メールの配信登録

Journal feed
Events feed
Comments feed

プロジェクトをサポート

ディスカバー・ニッケイ

ディスカバー・ニッケイは、互いにネットワークを広げ、日系の体験談を分かち合う場です。プロジェクトを継続し、より良いものにしていくためには、皆さまのご協力が不可欠です。ご支援お願いします!

サポートの方法>>

プロジェクト企画 全米日系人博物館


日本財団