ディスカバー・ニッケイ

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ニッケイの視点


2009年12月3日 - 2023年11月30日

このシリーズは、ギル・アサカワさんの『ニッケイの視点:アジア系アメリカ人のブログ(Nikkei View: The Asian American Blog)』から抜粋してお送りしています。このブログは、ポップカルチャーやメディア、政治について日系アメリカ人の視点で発信しています。

Nikkei View: The Asian American Blog (ニッケイの視点:アジア系アメリカ人のブログ)を見る>>



このシリーズのストーリー

ピーチィ:季節の変化は、家族経営の農場が世代から世代へと受け継がれていく様子を捉えている

2016年5月18日 • ギル・アサカワ

一生をかけて桃を育て、収穫してきたら、桃を食べるのに飽きてしまうだろうと思うかもしれない。しかし、マスモト一家は今でも桃が大好きで、考えられるあらゆる方法で桃を提供している。両親の桃畑を育ててきた農家のデイビッド・マスモトさん(62歳)は、「実はそうではありません。文字通り、桃が大好きなんです」と言う。娘の増本仁紀子さんはこう付け加える。「私たちは10種類のブドウを栽培していますが、それぞれ2週間ほど熟す時期があります。ですから、1年のうち2週間、親友に会えるようなものなの…

異文化リーダーがアサヒフーズの完璧な寿司ネタの約束を守る

2016年5月5日 • ギル・アサカワ

外は寒いが、アサヒフーズの冷蔵された解体室はもっと寒い。巨大な魚が詰まった段ボール箱や発泡スチロール箱が山積みになっている。土曜日の早朝、魚の解体工は白衣と厚手のゴム手袋をはめ、鋭いナイフを何本も用意して出勤する。同じような白衣を着た小柄な女性、シャーリーン・タイさんは近くで、コロラド州と周辺州の200軒のレストランに寿司や刺身用の新鮮な魚を届ける毎日の切り分けの儀式を見守っている。 「当店のマグロは、機械のようにきれいにカットされています」と彼女は言う。「食感だけでなく…

イスラム教系コミュニティとの橋渡し

2016年2月17日 • ギル・アサカワ

昨年末、エリンと私はニューヨークを訪れ、ジョージ・タケイ主演のブロードウェイミュージカル、『アリージェンス』を見る機会に恵まれた。第二次世界大戦中の日系アメリカ人の強制収容を描いた物語で、日系人が当時から何世代にも渡って経験してきた精神的苦痛が、鮮明かつパワフルに再現されている。私は、全米退職者協会(AARP)のアジア系・太平洋諸島系アメリカ人コミュニティに向けてミュージカルの感想を書き、ジョージ・タケイ等にインタビューを行った(英語のみ)。 パリの事件は、ミュージカルの…

ジョージ・タケイの『アリージェンス』は現代にふさわしい歴史ミュージカル - パート 2

2015年12月24日 • ギル・アサカワ

パート 1 を読む >>タケイ氏にインタビューし、第二次世界大戦中の強制収容所について徹底的に調査した後、クオ氏、シオーネ氏、マーク・アシト氏は脚本を書き、クオ氏は『Allegiance』の作曲と作詞を担当し、2012年にサンディエゴで初演された。現在のブロードウェイ版はその後進化し、主役の数は減り、歌も変わり、脚本も変更されている。 「私たちは、1つのキャンプだけではなく、10のキャンプの物語を語らなければなりませんでした」とジェイ・クオはインタビューで語った…

ジョージ・タケイの『アリージェンス』は現代にふさわしい歴史ミュージカル - パート 1

2015年12月23日 • ギル・アサカワ

11月にニューヨークの有名なブロードウェイ地区にあるロングエーカー劇場で公演を行った後、AARP会員は「トークバック」に招待され、ジョージ・タケイと他のキャストメンバーが彼らの力強いミュージカル「アリージャンス」についての質問に答えました。(注:この投稿はもともとAARP AAPIコミュニティFacebookページにアップロードされました。) 「毎日、学校が始まると国旗への忠誠の誓いを唱えたのを覚えています。『自由と正義をすべての人に』という言葉を暗唱しながら、学校の窓のす…

ジョージ・“ジョー”・サカトのご冥福をお祈りします

2015年12月15日 • ギル・アサカワ

デンバー在住のジョージ・「ジョー」・サカト氏が亡くなったと聞いて悲しくなりました。彼は第二次世界大戦の英雄で、第二次世界大戦中にヨーロッパで戦った有名な第442連隊戦闘団/第100大隊の退役軍人でした。享年94歳でした。9Newsのアデル・アラカワがジョー氏への感動的な追悼番組を放送しましたが、見る価値があります。 「私たちはアメリカでは偏見と戦っていた…そしてヨーロッパではドイツ人と戦っていた」と彼は2013年に荒川に語った。 私がジョー(彼はみんなにジョーと呼んでほしい…

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このシリーズの執筆者

ポップカルチャーや政治についてアジア系・日系アメリカ人の視点でブログ(www.nikkeiview.com)を書いている。また、パートナーと共に www.visualizAsian.com を立ち上げ、著名なアジア系・太平洋諸島系アメリカ人へのライブインタビューを行っている。著書には『Being Japanese American』(2004年ストーンブリッジプレス)があり、JACL理事としてパシフィック・シチズン紙の編集委員長を7年間務めた。

(2009年11月 更新)