マユミ・ツタカワ
(Mayumi Tsutakawa)
蔦川真由美は、フリーライター兼編集者です。彼女は、ワシントン人文科学協会のスピーカーズ ビューローのプレゼンターであり、ワシントン州における日系アメリカ人の 100 年の歴史について講演しています。また、SIFF アジアン クロスロードのプログラマーも務めています。以前は、ワシントン州芸術委員会で団体の助成金のマネージャーを務めていました。彼女は、BeforeColumbus Foundation のアメリカン ブック アワードを受賞したThe Forbidden Stitch: Asian American Women's Literary Anthology ( Calyx Books) など、いくつかの多文化文学アンソロジーを共同編集しました。彼女はシアトル出身です。
2018年8月更新
この執筆者によるストーリー
ホノウリウリ・ガルチ収容所跡地、ハワイで投獄された日系アメリカ人の生活を明らかにする
2018年10月29日 • マユミ・ツタカワ
私がワシントン州を回って日系アメリカ人の歴史について講演していると、よく次のような質問が起こります。ハワイには強制収容所があったのでしょうか? 実際、アメリカ本土にある 10 か所の主要な第二次世界大戦時の収容所の教育と保存に携わっている活動家でさえ、ハワイの収容所についてはほとんど知らないことが多いのです。 真珠湾攻撃の後、スパイ活動や戒厳令違反の疑いのある日本人と日系アメリカ人を拘留するため、ハワイ諸島全域で地元の刑務所や裁判所から農園の体育館まで17カ所もの収容所が指…
ハワイにおける日本人移住の起源を明らかにする「元年者」展
2018年8月30日 • マユミ・ツタカワ
元年者の物語は、劣悪な労働環境にもかかわらず外交力と忍耐力を発揮した物語であり、150年後に力強い成果をもたらした物語である。ビショップ博物館(ハワイ州ホノルル)の「元年者」展は、1868年に日本から最初の労働者集団がやって来てから150年を記念するものである。最初の150人の航海者のうち43人がハワイに留まり、ハワイ最大の少数民族の基盤となった。最初の家族である佐藤徳次郎一家は、8世代にわたる1,000人の生存子孫のリストを作成した。先月の展示会のオープニングナイトには、…