渋谷 松之助

(しぶや・まつのすけ)

渋谷松之助氏は、1906年3月15日、神奈川県に生まれました。18歳でカナダに移住し、人生のほとんどをカナダで過ごしました。渋谷氏は敬虔なキリスト教徒であり、家族や友人、教会のために人生を捧げ、7人の子供と8人の孫を残して100歳で亡くなりました。

(2010年1月 更新)

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自伝-渋谷松之助-

*本稿は、1986年に渋谷松之助氏によって書かれたものを書き起こしたもので、旧漢字などは常用漢字へ書き直し、読みやすいように編集してあります。 _______________________________________________ <<略歴>>明治39年(1906年)3月15日生原籍 神奈川県足柄上郡松田町惣領庶子一番地 父 渋谷 才次郎母      リュウ 姉     エイ子 兄     久松 (82才現存) _______________________________________________ 父は、母と相談のみにて、親兄弟・親族に無相談にて、私が生まれて間のなく、及川甚三郎氏の密航船水安丸にて苦難を乗り越えて渡加。この時から私は、カナダに間接的に関係を持つことになりました。母は小さい三児をかかえて、親兄弟に白眼視されて、想像に余る苦難の道を辿られた。 シキナー川支流ベルモー川上流の一哩(マイル)川上のブラウンソーミルにて働くこと約6年。父は、明治45年(7月30日より大正となる)一時帰国。帰加後はポートエシングトンにて漁業。 大正12年(1923年)9月1日の大震災の為、10月に帰国。同時に母と私のカナダ入国許可を持参。しかして母は、種々の事情のため断念。(姉はすでに結婚。兄一人残すにしのびず。) 私は、1924年4月…

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