ディスカバー・ニッケイ

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渡邊 正樹

(わたなべ・まさき)


東京生まれ。特派員の父と家族で英、伊生活を経験。東京で大卒後、ロンドンのロイター通信に就職。ローマ、ワシントン、パリ支局勤務後、フリーランサーに。サンフランシスコと東京勤務後、シンガポールに移住。英字紙、シンガポール経済開発庁広報部、航空会社機内誌編集を歴任。1997年にシンガポール人の妻、2児と共にカナダ・バンクーバーに移住。

(2015年2月 更新)


この執筆者によるストーリー

星岡定:「私は文化大使のようなもの」と、先駆的で最先端の寿司職人が語る

2016年10月14日 • 渡邊 正樹

読者の中には、バンクーバーのキツラノ地区にある人気の寿司レストラン「オクトパス・ガーデン」の気さくなオーナー兼シェフ、サダさんとしてすでにご存知の方もいるかもしれません。しかし、現在54歳の星岡定さんは、生まれ故郷の四国愛媛県の海辺の町で育った4歳くらいの頃、町の裏の丘の上に座って水平線を眺め、向こうの大阪市はどんな風に見えるのだろうと考えていた。当時の彼にとって、大阪は「そこにある大きな世界」だった。 「おそらくそれが、最終的に私をバンクーバーへ連れて来た原体験だったので…

ジャズの世界にどっぷり浸かったドラマー、バーニー・アライの追求は揺るがない

2016年8月2日 • 渡邊 正樹

日系カナダ人のバーニー・アライはジャズドラマーの先駆者でしょうか?最近のインタビューでこの質問に答えた彼は、「自分を先駆者だとは思っていません。ただ音楽を作り続けたいだけです」と即答しました。長年のファンであり、パートタイムの「下級」ギター奏者として、私はバーニー(そう呼んでもいいなら)を先駆的なアーティストだと確信しています。カナダ国内外の多くのミュージシャンや愛好家も同意するでしょう。一流ミュージシャンは皆、自分だけの「音」を持っているように、42歳のバーニーが太鼓のヘ…

「ミスターK」は北米市場に初めて「クールな」日本車を持ち込んだ先駆者

2015年5月7日 • 渡邊 正樹

日系カナダ人やアメリカ人が日本製かどうかを気にせず、自分たちの好みに合った車を運転し始めてから、どれくらい経っただろうか。今日では、もちろん日系人は、トヨタ・レクサス、ホンダ・アコード、日産・ローグに乗っているあらゆる人種や国籍のドライバーの中にいる。しかし、日本車が北米市場に初めて登場した1960年代頃は、日系人の家族が日本車に乗っているところを「見かける」ことはなかった。以前、私は「あなたが日系カナダ人/アメリカ人なら…」というテーマのウェブサイトを紹介した。そこにあっ…

我らが朝日軍の話を日本映画にすると… 今の日本人に知らしめる意味で貴重

2015年2月11日 • 渡邊 正樹

サンフランシスコ・ジャイアンツのトラヴィス・タカシ・イシカワ選手の「お祖父さんが戦時中収容されていたから、僕も絶対ギブアップしない」という最近の発言は恐らく多くの日系北米人の共感を呼んだことだろう。何しろ対セントルイス・カージナルズ戦の9回裏サヨナラ・ホームランをかっ飛ばしてジャイアンツのワールド・シリーズ進出の立役者となった際のコメントだ。 17年前シンガポールから当地に移住したばかりの頃、4世の青年たちから、第2次世界大戦中に北米西海岸も日系人たちが強制収容された事実…

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