ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/786/

鍼医のパイオニアだった父(スペイン語)

(スペイン語)私の父はマッサージ師で、運動療法士でした。当時まだ鍼治療というのは知られていなかったのですが、父が初めてアルゼンチンへ導入しました。日本人の間では既に父が「鍼・鍼灸」をやっていたということを知っていたようです。治療用の鍼はプラチナでつくられており、日本から輸入することは禁止されていたのです。それでは、どのように持ってきていたのでしょうか。昔は日本の古新聞を巻いてその中に鍼を入れて持ってきていたようです。父はこの鍼治療のパイオニア的存在でした。そして、お灸も施していたのです。


健康

日付: 2006年9月18日

場所: アルゼンチン、ブエノスアイレス

インタビュアー: タケシ・ニシムラ、リカルド・ホカマ

提供: アルゼンチン日系センター

語り手のプロフィール

ルイス・ヤマダ氏は、1929年、福井出身の移民の両親のもと、ブエノスアイレスに二世として生まれました。ヤマダ氏は少年期に日本へ渡り、大戦中の日本を生き、戦後アルゼンチンへ戻りました。戦前、戦中、戦後の日本を体験しました。今日、ヤマダ氏は、アルゼンチン国内で最も権威ある組織の1つ、全アルゼンチン風景画学会(Instituto Argentino de Paisajismo)の代表を務めています。(2006年9月18日)