ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/997/

母親と太鼓(英語)

(英語)興味深いのは、かつてパイア満徳寺の太鼓グループは全員が男性、それも年配の男性でしたが、今のマウイ太鼓には結構な数のお母さん達と、子供たちの父親である私の夫や父も在籍していることです。お母さん達は、太鼓を通して文化的な体験をさせようと子供たちを連れて来て、いつの間にか自分達もグループに入っていました。それで私たちは、前回の新メンバー募集説明会でも言いましたが、子供たちの参加が決まったら、「お母さんやお父さん方もご一緒にどうぞ」と呼びかけるようにしています。この一言はいつも言っています。

そしてわかったのは、家族が一緒に参加すると長続きするということでした。グループのメンバーで、5、6年以上在籍しているのは、母と娘、母と息子、または家族全員で参加している人たちです。両親無しで1人参加の子供たちは、結局高校や大学への進学をきっかけに辞めてしまいます。でも、お母さん方は残る訳です。家族での参加者の方が長くグループに居てくれるので、家族で、ということを強調しています。


ドラム 家族 ハワイ マウイ マウイ太鼓 太鼓 アメリカ合衆国

日付: 2004年7月9日

場所: 米国、ハワイ州

インタビュアー: アート・ハンセン、ソージン・キム

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

マウイ太鼓のカイ・フクモト氏は地元ハワイ州マウイで何世代にもわたりお盆祭りで太鼓を演奏してきた家庭に生まれました。現在は彼女の夫と息子もマウイ太鼓のメンバーです。マウイ太鼓がグループとして正式に結成されたのは1996年ですが、マウイでのグループの歴史は100年以上にも及びます。

1970年、当時10歳の彼女はマウイ島のお盆祭りで太鼓を演奏しましたが、女の子がお盆祭りで太鼓を演奏するのは初めてのことでした。現在はマウイ太鼓のリーダーとして活躍しており、お盆シーズンにはグループを率いて16のお寺で演奏します。2001年には彼女が中心となって、演奏のため、マウイ太鼓のグループをつれ、福島県と広島県で太鼓公演のツアーを行いました。(2004年7月9日)

ハルノリ・オダ

アメリカ生活の始まり(英語)

新一世実業家 (1927-2016年)

大友 八郎

アメリカで直面した偏見

溶接業を営む新一世(1936年生)

ジョージ・タケイ

ジョージの母とブラッド(英語)

俳優、活動家(1937年生)

ウィリー・イトウ

両親(英語)

第二次世界大戦中トパーズに強制収容された日系三世。受賞歴のあるディズニーアニメーター(1934年生)

大友 八郎

娘が日本になじめず、再度アメリカ行きを決意

溶接業を営む新一世(1936年生)

カズム・ナガヌマ

妹のキヨは彼にとって第二の母親のような存在だった

クリスタル・シティに収容された日系ペルー人(1942年生)

二宮 正人

奥様とのなれそめ

サンパウロ大学法学部博士教授、弁護士、翻訳家(1948年生)

レイコ・T・サカタ

親の結婚

(1939年生まれ) 戦時中に家族とともに自発的にユタ州ソルトレイクシティに移住した実業家。