インタビュー
補償が残した遺産(英語)
(英語)アメリカでひどく不当なことをすれば、それに対する補償がなされなければならない、ということが、残された真の遺産だと思います。人々には、補償要求をし、受ける権利があります。そして重要なのは、米国政府が日系人に補償したことで、似たような事が再び繰り返される可能性が低くなるということです。なぜなら政府は、前回のことで自分たちがどれほどの損害を被り、何をしなければならなかったか、まず考えるからです。このようなことが人々の意識の中に残れば、今後、似たようなことが起こることはほぼないでしょう。そして将来、再び繰り返される可能性も低いでしょう。もし何もなされていなかったら、簡単に繰り返されてしまう可能性があるのです。
日付: 1998年7月1・2日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ミッチェル・マキ、ダーシー・イキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター