ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/778/

アルゼンチンで日本語教師を始めたきっかけ

その二回目にアルゼンチンに来た時にね、たまたま、ある場所で日亜学院のその当時、教頭をやっていた先生、今もう日本へ帰りましたけど。その人と会って、その人が勘違いをしちゃったんですよね。私がたまたまその場にいて、その先生が、「あ!あなただったけ、あのアルゼンチンで日本語の教師をしたいって言っていたのは」って、私は全然そんなことも考えたこともなかったし、人にも言ったことなかったですね。ところがその先生が、そう言ったんでね、あの仕事の内容はどうだとか、職場のみちはどうだとか、そういったことがね、聞いているうちにね、ああやってみようかな、というのがきっかけですね。  以外とね、私の場合は運が良かったというかなんかね、今考えてみたら、辞めて、日本へ帰ろうかと思ったことも何回かあったんですけどね。でも、それさほど深刻なものじゃなくてね、なんか そういった、元に救世主みたいな人が現れて、アドバイスしてくれる人とか、だからそういった意味では私この仕事は、まあ今までですけど、順調にいったかなと思っていますね。


日付: 2006年

場所: アルゼンチン、ブエノスアイレス

インタビュアー: タケシ・ニシムラ、リカルド・ホカマ

提供: アルゼンチン日系センター

語り手のプロフィール

沖縄出身。大学3年の夏、親戚がアルゼンチンに住んでいたので初めて海外旅行をし、卒業後再度訪れ、偶然、日本語教師の仕事とめぐり合った。現在、セントロ日系アルへンティーノの日本語クラスの教頭を務めている。(2006年)