(英語) ホテルは鉄道路線付近にあって、そこはスポケーンで最もせわしない場所の1つだったんですね。そして鉄道は、渡り労働者と呼ばれる人々の通過点にもなっていたんです。でも彼らは貧しくて、ポケットの中に数ドルくらいしか持っていませんでした。僕ら一家が小さい家に住んでいたとき、彼らは家のドアをノックして、「薪を切ったり庭の掃除をする代わりに食事させてもらえませんか?」と訪ねて来たこともありました。渡り労働者はそういった人々で、彼らの多くは信用できる誠実な人々でした。当時の世の中は、ドアに鍵をかけることももちろんなく、寝るときもそのままでした。それでも十分安全だとみんなが感じられるそういう時代だったんですね。
日付: 2006年3月15・16日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: メーガン・アサカ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project