(英語)移植を成功させたいと思いましたが、そのためには解決しなくてはならない事が山程ありました。そのひとつが、腎臓を適合するレシピエントのところに輸送する際にどのように腎臓を保存するか、その方法を見つけ出すことでした。 というのも、ロサンゼルスのような人口の多い地域でさえ、ドナーの腎臓に適合するレシピエントが誰もいない場合が頻繁にあったので、私達は全米に腎臓を移送するシステムがなくてはならないと気づいたのです。だからこそ、ドナーの腎臓を長時間、少なくとも2日間はもたせるための溶液を見つけることに尽力したのです。それが私達の(当面の)目標でした。 一旦この溶液を手に入れることが出来ることで腎臓をひとつの市から他の市へ輸送することが可能となり、現在では1万個以上の腎臓が全米各地にいる適合したレシピエントのところへ輸送されるようになりました。
日付: 2004年2月10日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: グウェン・ジェンセン
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター