ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/294/

インタビュー

ウェイン・ミヤタ

サーファー、サーフボード職人。(1942-2005)

サーフィンを始めたきっかけ(英語)

(英語)父は消防署に勤めていて、母は専業主婦でした。両親は僕がまだ小さかった頃、よくビーチに連れて行ってくれたんです。僕がまだ1歳か1歳半頃、オムツをしてビーチを駆け回っている8ミリビデオの映像が今でも残ってるんですよ。当時、周りにはまだホテルも何もない時代でね。 父が休みのたびに僕を海岸まで連れて行ってくれていたので、僕は水には慣れていたんです。消防署は週休3日だったので、僕ら一家はよくワイマナロまでキャンプへ泳ぎにいってました。そして僕は、ただの木の断片のような、フィンも何も付いていない管状の小さい板でサーフィンを始めたんです。そのうち、中が空洞になっていてフィンの付いていない12から15フィート位の大きい箱状のものに乗っていた人たちがいて、僕はそれを見ていました。それも結構変わってましたね。僕も一度それを試したりして、その辺からサーフィンを始めるようになったんですよ。


日付: 1999年7月29日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: ブライアン・ニイヤ

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

プロサーファー、ウェイン・ミヤタ氏はハワイとカリフォルニアにおけるサーフィンの先駆者的存在で、一流の大波乗りとして知られています。ハワイ出身のミヤタは、大波の下をくぐりぬけるチューブライドを成功させた最初のサーファーの一人として、サーフィン映画『エンドレス・サマー』でその技を披露しています。また、南カリフォルニアでは一流のシェイバー(サーフボード職人)としても知られています。2005年の63歳のとき、カリフォルニア州ハモサビーチにて亡くなりました。(2005年8月10日)