ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/1819/

スクービー・ドゥーのキャラクターデザイン

いろいろな種類の犬について考えました。提案の 1 つは、子供たちよりも賢くて、謎を解く犬で、とても元気なエアデールのような犬でした。どういうわけか、それが気に入り、大型犬を試してみたかったのです。彼らはすべてについてかなりオープンでした。私が知っている中で一番大きな犬はグレート デーンです。

彼女の名前を思い出せたらよかったのですが、彼女はグレート・デーンの繁殖に真剣に取り組んでいた女性で、何匹かの犬で賞を取っていました。彼女はインクとペイントの部門で働いていたので、私は彼女に電話して、来てくれて、受賞犬について話してくれないかと頼みました。彼女は来てくれて、たくさんのアドバイスをくれました。しっかりした強い脚、しっかりした強いあご、いろいろなこと。それで、私は彼女の言ったことをほとんど取り入れて、ある割合はそれをコメディ風にするために逆にしました。まっすぐな脚ではなく、O脚でした。彼は不器用で、あまり勇敢ではありませんでした。

脚本が進むにつれて、彼の特異な性格が浮かび上がってきました。ドビー・ギリスという番組があり、ギリガン島でボブ・デンバーが演じていました。ビートニクのような男が一人いるはずだと思い、彼(シャギー)をデザインしました。彼らは自然な組み合わせに思えたので、一緒にペアにしました。


日付: 1998年8月6日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: ジャニス・タナカ

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール
巌高本(1925年4月29日 - 2007年1月8日)は、ウォルト・ディズニーとハンナ・バーベラで活躍した伝説のアニメーターで、60年代後半のスクービー・ドゥーのデザインで最も有名です。高校卒業後にマンザナー刑務所に収監された巌は、ロサンゼルスに戻るとディズニーでの仕事にその芸術的スキルを生かし、シンデレラ眠れる森の美女などの古典的なアニメ映画に携わりました。彼はその後、ウィリー・イトウなど他の日系アメリカ人アニメーターの指導にあたり、わんわん物語で一緒に仕事をしました。1962年にディズニーを離れてハンナ・バーベラに移った後も、巌は引退するまでアニメーション制作を続け、シャーロットのおくりもの(1973年)などの映画の制作と監督を続けました。 (2021年6月)
ウィリー・イトウ

ディズニーのデッサンテスト(英語)

第二次世界大戦中トパーズに強制収容された日系三世。受賞歴のあるディズニーアニメーター(1934年生)

ウィリー・イトウ

イワオ・タカモト師(英語)

第二次世界大戦中トパーズに強制収容された日系三世。受賞歴のあるディズニーアニメーター(1934年生)