ディスカバー・ニッケイ

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タカヨ・フィッシャーの演技愛は芝居に始まった(英語)

(英語)私に演技愛を与えてくれたのはシバイでした。歌舞伎です。より自然であることが期待される普通の演技とは違い、歌舞伎の過剰にドラマチックなところが好きでした。舞台は生ですし、公演を見に来る観客も毎回異なり、それに応じて演技も少し変化するので、私は演劇が好きなんです。他の俳優が台詞を忘れるかもしれないし、自分も忘れる可能性があるので、ストーリーの流れが途切れないよう即興で対応できるよう構えていなければなりません。始めたばかりの頃は、台詞を忘れることが常に心配でした。他の俳優の台詞が抜ければ、彼らをフォローし助けなくてはならないし、私が他の役者に助けられることもあります。そういう部分は大変でしたが、私は物語を伝えることが好きだったんです。観客の反応も感じられて、それは観客とのコミュニケーションのようでもありました。


アーティスト エンターテイナー 俳優 劇場 (theater) 日本 歌舞伎 演技 舞台芸術 芸術

日付: 2018年11月8日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: ジューン・バーク

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

タカヨ・フィッシャーは、1932年11月生まれの、舞台、映画、テレビで活躍する日系アメリカ人女優。第二次世界大戦中、子供だったタカヨは家族と共に西海岸を追われ、フレズノ集合センターに収監された後、ジェロームおよびロワーの強制収容所に収容された。その後タカヨはイリノイ州シカゴに住み、10代の頃に『ミス二世クイーン』コンテストで優勝。『マネー・ボール』(2011)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)、『幸せのちから』(2006)、『SAYURI』(2005)など、多くのメジャーなハリウッド作品に出演した経歴を持っている。舞台作品では1958年にニューヨークで『スージー・ウォンの世界』に出演し、ロサンゼルスのイースト・ウエスト・プレイヤーズ*の舞台にも多数出演している。(2018年6月)

*1965年に設立されたアジア系アメリカ人で構成されている劇団

藤間勘須磨

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日本舞踊・歌舞伎役者 (1918-2023)

藤間勘須磨

女性として歌舞伎役者になることの苦難(英語)

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藤間勘須磨

プロの舞踊家として最善を尽くす(英語)

日本舞踊・歌舞伎役者 (1918-2023)