インタビュー
音楽映画「Omoiyari」について(英語)
(英語)Omoiyariは、同情っていう意味ですよね。共感みたいな。配慮、同情、共感。お客さんを迎える時に使いますよね。お客さんは、何をしたいだろうか、どんな準備をしてあげようか、そんなことに思いをはす時、Omoiyariという言葉を使いますよね。
この言葉は、自分自身について考える時、よく思い出す言葉なんです。自分のアイデンティティを考える時、そして、日系アメリカ人とは、という問いにぶつかる時。その意味、自分の権利とは、この国が世界に対して何をしたか、どうすれば、もっと良い国になれるか、どうすればもっと平等になれるか、こんなことを考える時に思い浮かべる言葉なんです。
どうしてこの映画を作ったかっていう理由に戻るんですが、大統領選挙の後、僕のファンは本当に錯乱状態だった。それがよくわかりました。選挙結果にいらついていた。だから、多くの人たちが僕の音楽に陶酔し、苦しみを乗り越えようとしていた。僕の音楽を聴いてくれる人たちが、その場を乗り切って、状況を理解できるように、この映画を製作することは重要だと思ったんです。
日付: 2018年8月21日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: シャーロン・ヤマト
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター