(英語)ハナと呼ぶべきでしょうが、僕は彼をヘナと呼んでいました。そばかすがあって、赤っぽい髪色で、僕より背が低くて、まあそんなことはいいですね。僕はよく彼と一緒にいて、彼が戦死した時、442連隊の連中は僕らが友人であることを知っていたので、5、6人くらいで武器の運送車の後ろに彼の遺体を乗せ、私がいるところまで来てくれました。「ハナを見るか?」と言うので、「どこにいる?」と僕は聞きました。「そこの武器の輸送車の中だ」と言い、彼が殺されたと言いました。相当なショックでした。近寄ると、「マットレス収納台を開けようか?(兵士にもしものことがあると、その中に収められていました)」と言われましたが、僕は、「いや、いい」と言いました。悲しい日でした。しかし、それが戦争というものなのですね。
日付: 2013年2月12日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ダンカン・ウィリアムス
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター,ニットータイヤ「Life History Project」の協力。南カリフォルニア大学「Hapa Japan Database Project」による提供。