インタビュー
ラリーとクリントン大統領(英語)
(英語)I*:ローレンスとクリントン大統領の話を教えてもらえますか?
ええ、ご存知の通り、ラリーは、コルベット・クラブや大きなカーラリーの人気者でした。このようなイベントにはかなり大きなスポンサーがついていて、今でも素晴らしいカーラリーが全米にあります。最大級の大会の1つに、ペンシルベニアのイェーガーさんという方が開催している大会があり、そこにクリントン大統領が’64年製マスタングで現れました。
大統領は、米国大統領として、自動的にマスタングのパレードに出る権利があると考えたようで、ペンシルベニアの大会に姿を現し、「ビル・クリントンです。ラリーを見に来ました。パレードに出場するにはどうすればいいでしょう?」と言いました。「あのポンコツで?」イェーガーさんは言いました。「無理ですよ。」すると大統領は、「僕はアメリカ大統領だよ。」と返しましたが、イェーガーさんは、「あのポンコツでは無理。」と答えました。「では、せめてラリー・シノダに会えますか?」と大統領が聞き、イェーガーさんは、「ラリーに聞いてみますよ。」と言いました。
それでとにかく弟は、人に対していつもとても愛想が良く、ビル・クリントンのことも好きでしたから、大統領は、自身のマスタングのデザイナーであるラリー・シノダと握手をすることができました。そして大統領は、パレードへの出場も諦めず、出場できるようにしたのです。
*「I」は インタビュアー(ジョン・エサキ)
日付: 2011年9月9日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジョン・エサキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター