Descubra a los Nikkei

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Noticias de Nippon Village, Brasil


1 de febrero de 2007 - 26 de junio de 2008

Una comunidad japonesa en un pequeño pueblo del interior del estado de Sao Paulo, Brasil. Esta columna está dividida en 15 partes e introduce el estilo de vida y el pensamiento de las personas que viven allí, al mismo tiempo que incorpora la historia de los inmigrantes japoneses en Brasil.



Historias de Esta Serie

笠戸丸は「明治の精神」をのせて

26 de junio de 2008 • Shigeo Nakamura

「すると夏の暑い盛りに明治天皇が崩御になりました。其時私は明治の精神が天皇に始まって天皇に終わったような気がしました。最も強く明治の影響を受けた私どもが、其後に生き残っているのは畢竟時勢遅れだという感じが烈しく私の胸を打ちました」(『こころ』より) 日本の高校生で、現代国語の時間にこの作品を読んだひとは多いと思う。もちろん全部ではなく、上の一節を含む「先生の遺書」の部分だけだ。どんな文 学作品でも教材になってしまうと退屈なものになる。私など、ほとんど一学期間かけてだらだらと…

笠戸丸移民について考える

15 de mayo de 2008 • Shigeo Nakamura

100年前の今頃、移民781人の契約移民と自由渡航者たちを乗せた笠戸丸は洋上にあった。サントス港に到着する6月18日まで、神戸港を出てから60日の航海である。 この笠戸丸移民の集合写真、というものがありそうでない。私が知っていたのは、ずっと鹿児島県出身者が神戸の神社で撮影したという一枚の写真だけだった。だけだった、と過去形にできるのは、つい最近、別の一枚を見る機会があったからで、その一枚をここに掲げる。笠戸丸甲板上に勢揃いした移民たち の、おそらく出港前の記念撮影である。…

「移民の父」とその子供たち

3 de abril de 2008 • Shigeo Nakamura

100年の歴史を持つブラジル日本移民には、「移民の父」と呼ばれる存在がいる。ハワイ移民の父とかペルー移民の父というのは聞いたことがないがないから、「父」がいるのはブラジル日本移民だけかもしれない。 なるほど、ブラジルぐらい遠いと、受け入れ先を準備したり、移民船を調達したり、つまり誰かが言い出しっぺになって事業を立ち上げないことには始まらないわけで、そういったところで「父」も生まれる余地があるのだろう。 一連の仕事を手がけ、「移民の父」となったのは、水野龍という人物である。 …

出稼ぎにまつわる話

13 de marzo de 2008 • Shigeo Nakamura

2008年にちょうど100年になるブラジル日本移民史を、まずおおざっぱに頭に入れるために知っておいてよい数字は、約25万、約150万のふたつだろうか。 約25万というのはブラジルに移民した日本人の総数だ。戦前と戦後に分けると約19万人と約6万人ということになる。 約150万というのも人の数で、こちらは現在ブラジルにいる日系人の人口ということになっている。ということになっているというのは、しっかりとし た調査が行われていないからだ。150万人というのは日本で言えば山口県の人口…

2008年正月 三番叟の復活上演

17 de enero de 2008 • Shigeo Nakamura

ここまで何回かにわたって、ブラジルのある町の歴史にかんする話題を取り上げてきた。 原野に突如日本人移住地として現れたこの町は、今年、開拓からひとつの区切りになる年を迎える。ひとつの町の歴史としては長いとはいえない、ちょうど人が 平均的に生きる程度の年月というところだろうか。記念の年を、その歴史の最初から立ち会っている移民一世、その子供たち、その子供たち、その子供たち、つ まりおそらく四世あたりまでを含め、日系人皆でお祝いしようとさまざまな計画が立てられている。 2008年の…

移住地に来た理由

7 de diciembre de 2007 • Shigeo Nakamura

移住地に暮らした人びとが、そもそも日本を出ることになった理由はさまざまだ。 ブラジルに来ることを決めたいきさつを話してくれるKYさんの脳裏には、ある映像が鮮明に蘇るようだ。 KYさんの故郷は山の中にあった。村人の暮らしは山とともにあるといってよいようなところだった。KYさん一家の生業も山仕事だったから、仕事をする年齢になったら山に入るものだと思いながら成長した。そのことに抵抗があるわけでもなく、疑問を感じたこともなかった。 ここでこのまま大人になるのはなんとも気がすすまない…

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Autor en Esta Serie

Investigador del Instituto de Investigación Regional Asiático de la Universidad de Rikkyo. Durante dos años, a partir de 2005, trabajó como curador en un museo histórico en un pueblo remoto del estado de Sao Paulo, Brasil, como un joven voluntario enviado por JICA. Ese fue mi primer encuentro con la comunidad japonesa y desde entonces me he interesado en los 100 años de historia de la inmigración japonesa a Brasil y el futuro de la comunidad japonesa.

(Actualizado el 1 de febrero de 2007)