Susumu Ishihara
Representative director of Immigration Information Organization Co., Ltd. Editor-in-chief of Immigrants, a multicultural information magazine published by the company. Joined the Mainichi Shimbun in 1974. Served as a reporter in the city affairs department at the Osaka headquarters, a reporter in the political department, editorial writer, etc. Retired in March 2007 as deputy editorial director. Served as an advisor to Wakayama Broadcasting System and a media consultant to the International Organization for Migration (IOM).
(Updated October 2009)
Stories from This Author
在日ブラジル人に感謝の言葉を贈りたい
Nov. 1, 2011 • Susumu Ishihara
「日本人として心より感謝の言葉を贈りたい」。この人にひとこと言葉をかけるとしたら、私はこう言うだろう。 神奈川県藤沢市で解体工事などを請け負う会社を経営する茂木真二・ノルベルトさん。3・11東日本大震災の被災地の惨状を伝える報道にいてもたっていられず、6月末までに計5回、日系ブラジル人の仲間と現地入りした。重機を駆使してのガレキの除去、そしてブラジルの肉料理シュラスコなどの炊き出し……。茂木さんは日系ブラジル人を「デカセギ」でなく「生活者」とし…
ハリウッドで30年以上活躍してきたメイクアップ・アーティスト -カオリ・ナラ・ターナーさん- その2
July 23, 2010 • Susumu Ishihara
>>その1夫の指導で始めたメイク・アップ・アーティストの仕事がしだいに楽しくなった。順調に仕事をこなし、メイクアップ・アーティストスとしてのキャリアを積んでユニオンに正式加入したのは45歳の時。1980年代に人気を集めた映画「フラッシュダンス」でそのメイクアップの技術が注目を集め、2003年にはテレビドラマ「エイリアス」で日本人初のエミー賞を受賞した。そして、20年以上にわたるメイクアップ・アーティストとしての仕事を通じて著書にあるような華麗な「人の輪」も培った。 まさに…
ハリウッドで30年以上活躍してきたメイクアップ・アーティスト -カオリ・ナラ・ターナーさん- その1
July 22, 2010 • Susumu Ishihara
日本の映画やテレビの世界でメイクアップ・アーティストといっても、まだまだなじみが薄いが、ハリウッドでは立派な芸術家。メイクアップ・アーティストとして映画の殿堂で活躍し、数多くのスターたちと交流してきたカオリ・ナラ・ターナーさん。その前向きな姿勢は、多文化・異文化社会を生きるヒントを与えてくれるのではないだろうか。 メイクが取り持つハリウッドスターとの交流 映画ファンなら誰でも、彼女の話を聞けば身を乗り出すに違いない。華やかな映画の殿堂・ハリウッド。彼女の口からは世界…
日本ペルー新時代へ - カプニャイ駐日ペルー大使にきく
Nov. 12, 2009 • Susumu Ishihara
昨年は日本人のブラジル移民100年の年で様々なイベントが繰り広げられたが、今年はペルー移民から110年、そしてペルー人の日本への移住から20年の記念の年を迎えている。しかし、在日ペルー人は経済危機をきっかけに仕事を失うなど厳しい現実に直面している。ファン・C・カプニャイ駐日ペルー大使はそうした困難を乗り越え、今年を「両国の新しい時代の始まり」にしたいと言う。大使に日本とペルーの関係や在日ペルー人の状況などについて聞いた。(聞き手は多文化情報誌イミグランツ編集長・石原 進) …