第4回 (最終回) はじめてのアスンシオンからの「出前授業」と「第3回日系子弟の今後を考える会」
なにごともはじめが肝心である。高校生に何を、どのような形で「出前授業」をするのか?高校生が果たしてまじめに聞いてくれるだろうか?私は正直言って不安だった。
2008年10月18日、JICA日系研修員OB会の会長である、アスンシオンの鈴木等(ひとし)さんが3人のOB会メンバーを引き連れてイグアスに来てくださった。場所は、予定していた「匠センター」が改修中なので日本語学校の一教室をお借りした。
高校生たちがひしめく中、最初に、皆の前に立ったのは女性だったが、なぜか首に、「鈴木等」というネームプレートを掛けていた。そして「この星に生まれて」という素敵な歌を紹介して下さった。
どんな言葉で 飾るよりも
生きるちからを 持ちつ…