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アーティストプロフィール:

1978年、サンフランシスコ生まれ。現在、ロサンゼルス在住。

ミッション地区で生まれ育ち、2000年にUCLA美術・建築学科を卒業。2005年、カリフォルニア芸術大学大学院修了。サルダマンドは絵画という一般的な媒体のみならず、実験的な媒体を使って表現を続けており、その作品はスミソニアン・ナショナル・ポートレート・ギャラリーにおける「ポートレーツ・オブ・ジ・エンカウンター」展(2011年)をはじめ話題を集めた数々グループ展で展示されてきた。アーティスト運営のロサンゼルスのギャラリー「モンテビスタ・プロジェクツ」共同設立者。

トランスクリプト

私の作品の多くは、友達や家族への敬意を示しています。私は、たむろしている人々や友達のポートレートをたくさん描いてきました。サブカルチャー的な社会環境にいる友達が、私のこだわりつづけているテーマだと思います。

若かった頃、たぶん高校生くらいの時だと思いますが、ゴシック風のランチボックスを持っていたのを思い出したので、何人かの友達に聞いてみました。いろんなバンドのステッカーを貼った小さいランチボックスです。そうすることで、仲間とか好みとかを表現していたのを覚えています。たぶん歳を取ってきたので、そういうものが懐かしく思えたのでしょう。

何人かの友達に聞いてみたら、そのランチボックスをまだ持っているというので、90年代初めか80年代終わりくらいの時代に耳を傾けるような気持ちで、記録してみたら面白いかもと思ったのです。それぞれのステッカーには独自の思い出、それにまつわるストーリがあります。ですから、ひとつひとつのドローイングにはストーリがあるんです。ランチボックスを通した彼らのポートレートと言ってもいいかもしれません。

タトゥーを入れる仕事は私の収入源で、私のアート活動を支えてくれています。素晴らしいことです。実のところ、彫り師であることは、人に話しかけ、つながり、ストーリを見出すといった、私のアーティストとしての原点を思い出させてくれます。

タトゥーは、タトゥーを入れる人と私との間の共同作品みたいなものです。は体のどこに入れるか、その人にとってタトゥーが何を言いするのかを話し合います。そうした経験を共有できるのは、本当に素敵なことです。いろいろな意味で、精神的にも開放され、セラピー的であり、スピリチュアルでもあります。タトゥーの仕事をしながら一人で絵を描くことは、とても良いバランスです。

私は作品を作ることで、誰かと対話しているのです。本当に刺激の多い仕事なので、私のアート制作に良い影響を与えています。

私にとって文化とは多様なものなので、日系アメリカ人とチカーノのアイデンティティが、一枚岩になる必要はないんです。一人一人が異なっていて、だれもが違った経験をします。他の人の経験とは同じになりようがないのです。私がここで言及しているのが特定の文化のことだと言い切ることは困難です。どの文化も同じようにほかの多くの文化の影響を受けているからです。

私の作品には常にこのような対話が存在しています。しかし、私は作品に説明を加えたり、意味を持たせようとするつもりはありません。あまりにも複雑多様なのでそんなことをするのは不可能だからです。

* * * * *

「トランスパシフィック・ボーダーランド:リマ、ロサンゼルス、メキシコシティー、サンパウロにおける日系ディアスポラのアート」展は、全米日系人博物館にて2017年9月17日から2018年2月25日まで開催しています。この展示では、ラテンアメリカおよび南カリフォルニアのラテンアメリカ・コミュニティの日系人アーティストの体験を探求します。シズ・サルダマンドはこの展示で紹介しているアーティストの一人です。

この展示の詳細は、下記のウェブサイトをご覧ください。
janm.org/transpacific-borderlands

Japanese American National Museum
100 N. Central Ave.
Los Angeles, CA 90012
janm.org

*この展示はゲティ基金の支援を受け、ゲティ財団が主催するロサンゼルスとラテンアメリカおよびラテンアートの交流を促進する「パシフィックスタンダードタイム:LA/LA」(バンク・オブ・アメリカ協賛)の一環として開催されます。

JANM — 更新日 9月 22 2018 10:06 p.m.


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