インターネット時代の青年日系
私はいま27歳。自分のことを「青年」と呼ぶのはちょっと恥ずかしいのですが、「コミュニケーション時代に生まれた人」という呼称がピンと来ます。
携帯電話がレンガ級の大きさから1cm以下の「ミニパソコン」になっていくのを見てきました。家から繋ぐインターネットの速度が、56kbps(1 秒に56キロバイト)から100mbps(1秒に100メガバイト)に加速することもまた、嬉しく楽しい気持ちで見てきました。今思えば、インターネット速度って1800倍もこの数年の間に速くなったのですね。10年前には、インターネットを通して映画が見られるなんて、一般の人はだれも予測していなかっ たでしょう。
90年代半ばから2000年まで、インターネッ…