モリ・ワルツ

(Mori Walts)

ノンバイナリー(男女という性別の二元論に分類されない)トランスジェンダー、脳外科手術を乗り越えたミックスの日系人。太鼓演奏の経験があり、インターネットを見て育つことやオンラインと現実世界両方から受けたPTSDについての漫画を描いている。職業は手技療法士。自身の作品の狙いは、ニッケイのアイデンティティに関わるメディアやナラティブの非植民地化であり、資本主義的家父長制を克服し、文化的、生態学的により健全な未来の促進を目指している。

(2018年9月 更新)

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ニッケイ物語#7 — ニッケイ・ルーツ:私たちの文化の足跡をたどる

鼓動の共有

(注意:児童虐待と自殺に関する記述があります)

最近私は、血のつながりのある家族では、祖母と年下のきょうだい、従兄妹としか話をしていない。白人の父とは今まで2回縁を切っている。母と父の関係は複雑すぎて、二人を別々にすることはできない。

少し前、私は母とドーナツ店で会い、「あなたのことは信頼できない。愛してはいるけれど」と人前で伝えた。

今までの関係で、ずっと見下され続けてきたことに耐えられなくなった瞬間だった。成長し、救われたいという思いはあるけれど、正直言って自分がうまくやれているのかどうか、まるで分からない。普通ではないことは分かっている。究極の決断をしているという自覚は、自分自身の体験の内側に生きながらも、私を身体の外側に引き出してくれる。

いつか ...

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