ディスカバー・ニッケイ

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須藤 達也

(すどう・たつや)


神田外語大学講師。1959 年愛知県生まれ。 1981年、上智大学外国語学部卒業。1994年、テンプル大学大学院卒業。1981年より1984年まで国際協力サービスセンターに勤務。1984年から85年にかけてアメリカに滞在し、日系人の映画、演劇に興味を持つ。1985年より英語教育に携わり、現在神田外語大学講師。 1999年より、アジア系アメリカ人研究会を主宰し、年に数度、都内で研究会を行っている。趣味は落語とウクレレ。

(2009年10月 更新)


この執筆者によるストーリー

二つの国の視点から
フィリップ・カン・ゴタンダ~人間の絆を描く劇作家-その2

2009年11月23日 • 須藤 達也

>>その1 父の姿を通して日系人の一生を紡ぐ 「太公望のひとりごと」は、2003年10月に、劇団メイプル・リーフ・シアターによって文京区の三百人劇場(2006年閉館)で上演された。アメリカでの初演は1981年である。私は、1984年、ロサンゼルスのEWPによる公演と、この三百人劇場での日本公演を観た。 この戯曲は、作者の父、ウィルフレッド・イツタ・ゴタンダをモデルとした作品で、主人公イツタ・マツモトの青年期から老年期に至る人生を「魚をとる」「魚を洗う」「魚を料理する」「魚…

二つの国の視点から
フィリップ・カン・ゴタンダ~人間の絆を描く劇作家ーその1

2009年11月16日 • 須藤 達也

日系を含めたアジア系アメリカ演劇は、日本出身の俳優、マコ・イワマツがロサンゼルスで劇団イースト・ウェスト・プレーヤーズ(EWP)を創設した1965年に始まった。8年後の1973年には、サンフランシスコでアジアンアメリカン・シアター・カンパニー(AATC)が旗揚げされ、サンフランシスコ出身の日系3世、フィリップ・ゴタンダは西海岸にできたこの2つの劇団に深く関わるようになる。 表現の場を音楽から舞台へ ゴタンダの祖父母は広島県出身。母方の祖父は渡米して中西部の鉄道で働き、その…

この執筆者が寄稿したシリーズ
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